民主党代表選投票直前に思うこと

まもなく新しい総理大臣となる民主党の新代表が決まりますね。立候補受付から僅か3日で代表選挙が終わるのはいかにも拙速だと感じます。もちろん今回の代表選挙に自民党の私は投票権は有りませんが、民主党の代表は事実上の総理大臣ですし、今回全ての立候補者がどのような思想信条をもっているか詳らかにする事は民主党をより深く知って貰える点でメリットがあると思います。
しかし、実際は小沢元代表が誰を応援するか、「親小沢か?反小沢か?」に報道は終始し、民主党側もすっかりそれに乗っているかのような国民無視の代表選挙になってしまいました。

もう一つ気になったのは、「わたしたち有権者が直接選べないから駄目だ」的なメディアの論調。
そりゃ国会は議院内閣制だから当たり前の事で、それを民主党の代表選挙の時に言っても詮無い事でしょう。
我々が出来るのは地元選出の国会議員が誰を支持して、どのような投票行動をするのか理解すること。だからこそ民主党内の代表選挙であっても政策面の主張にもっとフォーカスしてくれなければ困るのです。そして立候補者のみならず投票した議員も含め、その積み重ねが国会議員の言葉の重みに繋がると信じています。