出来る事から始めよう

一昨日福岡県議会12月例会は代表質問・一般質問が終わりました。
一般質問終了後、自民党県議団の先輩方より私を含む当選一期目の会派所属議員に対して議会に関するルールのレクチャーがありました。議会には議会運営方法イロハから議案、議事進行、傍聴にいたるまで細かいルールや前例が存在し、それを纏めたのが「議会運営必携」通称「赤本」です。
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当選直後に頂いて目は通していたんですが、何度か質問の機会を経て再度読み返してみると目から鱗です。当選一期目の議員は折角頂いた質問機会を有効活用しようと、どうしても余計な力が入ってしまいます、先輩方からも適切な指摘を頂き反省しきり。レクチャーの最後に先輩が発した「我々は会派として最高の議会をやろう」との言葉が胸に刺さりました。

昨日は所属する総務・企画地域振興常任委員会にて付託された議案について審議が行われ、その中で私は原子力防災について質問。先日視察で訪問した富山県防災危機管理課の事例を挙げて、福岡県としても知事のリーダーシップで推進可能な防災・危機管理体制を予算や組織の観点から可能な限り進めるべきだと要請しました。富山県の場合、元消防庁長官の石井知事が就任された平成16年当時は「消防防災課」だった組織を平成18年に「消防危機管理課」に変更、更に平成20年には「消防課」と「防災危機管理課」に分割、「原子力防災のしおり」を県内全世帯に配布するなど知事のリーダーシップにより県が出来る範囲で県民の安全安心を担う努力をされています。是非福岡県にも、知事が繰り返し強調する「県民の安全・安心・安定」を目指し出来る事から初めて頂きたいと思います。