「津波ごっこ」が流行 衝撃克服のため

産経新聞で興味深い記事を見つけました

今回の大震災に限らず、平成5年の北海道南西沖地震で大きな津波被害を受けた奥尻島でも、津波ごっこが子供たちの間で流行したという。臨床心理士でもある藤森和美武蔵野大教授は「子供たちがレスキュー隊員役と遺体役に分かれる形の津波ごっこで、当時は物議を醸した」と振り返る。

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「基本的にはアポロ11号の月面着陸という大きなインパクトを受けて月面ごっこがはやったのと同じ。災害を体験した子供たちは遊びを通して不安や怖さを表現し、心の中で克服しようとしている」と指摘する。

このため、被災地ではごっこ遊びを禁止せずに見守る対応がとられている。子供たちが不安や恐怖を克服すれば、時間とともにこの種の遊びは自然に消失していくとみられるからだ。

引用元: 【東日本大震災】「津波ごっこ」が流行 衝撃克服のため- MSN産経ニュース.

災害に遭遇した子供達が津波ごっことは辛すぎます。ただ、そうやって自分の中で一度感情を消化することが恐怖の克服に必要との解説にはなるほどと思いました。
これ被災地の子供に限らず、被災地以外の子供そして大人にも同様の衝動があるような気がします。もちろん大人の場合は「不謹慎」」の一言で片付けられてしまいますからグッと堪えてる人が殆どだと思いますが、あれだけの衝撃を克服するにはこんなセラピーも必要なのかもしれません。