スポーツ関連施策の進捗

昨日は母校山門高校の同窓会総会でした。
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毎年40歳を迎えた学年が担当学年として、同窓会総会を運営するルールです。今年は平成4年卒の皆さんが担当。記念講演は競艇選手として生涯賞金22億円以上を稼ぎ、大事故から奇跡の復活を果たして「不死鳥」の異名を持つ、植木通彦氏でした。
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懇親会を経て、最後は担当学年出席者全員が壇上に並び御礼の言葉。全国津々浦々から130人位の平成4年卒業生が集まっていたでしょうか?今日、この日の感動を忘れず、同窓生の絆を今後とも温めて頂きたいものです。

さて、筑後地域の広域振興を目指すために、県と筑後地域市町で構成される「筑後田園都市推進評議会」というのがあります。
今年も5月20日に総会が開催されるのですが、その際次期プロジェクトとして筑後地域においてスポーツを活用した地域振興を検討する研究会設置が進められる方向となりました。
2月議会で私が質問した「スポーツによる広域地域振興」が2020年東京オリンピック、2016年のソフトバンクファームの筑後誘致&筑後広域公園内競技用プール整備などのスポーツイベントの流れに上手く乗り、具体的な施策になりつつあります。

先日は2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクトの重点強化種目として、国より「アーチェリー競技」が指定されました。
これは2020年のオリンピック東京大会へ出場し活躍できるアスリートの育成を図る事を目的に、1種目の重点強化種目を設定し、普及強化へ向けて海外から優秀なコーチや専任コーディネーターを招聘し活用するもので、地域スポーツ活性化事業として位置付けられています。分かり易く言えば、「アーチェリーで金メダルを目指す」という事です。自分自身アーチェリー競技のルールもろくに知りませんが、日本人金メダリストが誕生するような競技になると思えばちょっと勉強しておきたいですね。

これから矢継ぎ早にスポーツ関連施策が出てくると思うとワクワクしますね。

爽やかなGW終盤、日頃なまった身体を動かしてみては如何でしょうか?

ご心配お掛けしました

一部の方にはご心配お掛けしましたが、私の妻が運転中に追突事故に遭い2週間が経ちました。
私を駅まで送っていった帰り、自宅近くの国道から右折しようと停車している所に脇見をしていた後続車から追突されたそうです。
事故直後に襲ってくるむち打ちの初期症状である吐き気・痺れ・頭痛・倦怠感の4点セット。幸いなことに骨には損傷が無かったため、頭痛と吐き気はほぼ収まり、治療を終え現在はリハビリを行っている最中です。
1週間ほどは大事をとって自宅療養に努めて貰いましたが、私自身つくづく妻の有り難みを感じました。また3人の幼い子供を抱える身としては、実家の両親抜きには今回の状況を乗り切ることは不可能だったと思われ、両親が元気で近くに住んでいる事にも感謝です。

追突された方からは真摯に対応して頂きました。ちょっとした不注意、エアポケットのような瞬間、気付いたら目の前に停車している車があり急ブレーキを掛けるも間に合わなかったとの事。
どんなに注意をしていても車を運転している以上、交通事故は被害者にも加害者にもなる可能性がある恐ろしいものですね。
「自分は大丈夫」という慢心は捨てて、万一に備えちゃんと任意保険に加入するよう皆様にもお願いすると同時に、事故につながる飲酒運転など悪質な行為は徹底して撲滅するよう私も自分の職責を全うしたいと誓いました。

という個人的事情はさておき、4月は様々なイベント目白押しで目が回りそうです。
昨日は地元みやま市では今年度最初となる運動会巡りから活動スタート。南公民館の運動会から瀬高保育園の運動会へ。
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瀬高保育園の全員体操ではお隣筑後市のゆるキャラである「はね丸」がやって来てはねまる体操というのを園児一同で元気よくやっていました。サビの部分は「ハッピーハッピー筑後〜」。
みやま市のゆるキャラ「くすっぴー」にもはね丸に負けないよう頑張って貰いたいと思った次第です。

続いて、筑後広域公園内にある九州芸文館の一周年記念式典。
敦煌の古代壁画を復元したアートウォール3の除幕式や様々な芸術交流事業が行われました。
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(公開されたアートウォール3の前で、小川知事と)
式典の来賓挨拶でJR九州の本郷専務が筑後船小屋の昨年度の乗降者数が速報値で前年比増加している事に言及されていました。具体的な数字を聞いたら「それは社長の公式発表まで私の口からは、、、」との事、そりゃ当然です。この地域のハード面は本当に恵まれている事を意識して、ソフト部分を住民の皆さんと共に盛り上げ地域の振興を目指したいと思います。特にソフトバンクホークスファーム本拠地と競技用公式50mプールなど、スポーツを核とした広域地域振興にはしっかりと力を入れていきます。

その後、午後にはみやま市消防団の水防訓練に参加しました。
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2年前の北部九州豪雨では獅子奮迅の活躍で被害を最小限に留めたみやま市消防団。災害以降も自主防災組織との連携など様々な取組を行っているなか、日頃の訓練も多くの団員にご参加頂き充実した活動を行っていらっしゃいます。約400人の参加団員に混じり、私も土嚢作りや土嚢積み工法、確保の訓練など幾つか体験させて頂きました。地域の安全安心を担い、住民の信頼に応えるべく努力される皆さんに心から敬意を表します。有り難うございます。

ここには書いていませんが、その他チラホラ会合にも顔を出させて頂きましたが、年々お誘いを頂く会合の数も増えてきて有りがたい限り、本当に4月は色んな所で色んな活動が行われています。最近は交通量も確実に増えてきています。人、モノの動きが活発になるのは経済にとってもプラスです。消費税率アップはありましたが、俯瞰して見る限り良い年度のスタートになっているのでは感じています。

前向きに、one step ahead!

2月議会終了、平成26年度当初予算成立

2月26日から3月28日まで続いた2月議会が無事終了しました。

4月1日に引き上げられる消費税率の影響による県内景気の腰折れを回避し、地元経済の足場固めと雇用確保に主眼を置いた平成26年度当初予算規模は1兆6718億円余となりました。消費税率引き上げが及ぼす一番大きい影響は、引き上げ前の駆け込み需要と、引き上げ直後におこる駆け込み需要の反動による消費減です。甘利大臣はこの反動減を1.8-2兆円と発言されていましたが、国もそれらの予測に基づき経済対策にかかわる補正予算約5.5兆円を手当てしています。県においても国の平成25年度補正予算及び平成26年度当初予算を最大限活用し、14ヶ月予算として消費の反動減に十分対応する意気込みを感じる内容でした。

私は、先日紹介した一般質問「スポーツによる広域地域振興」以外に、2月24日に開催された景気雇用調査特別委員会において、県が平成26年度予算の目玉として掲げた、消費税率引き上げ対策として市町村が発行する「プレミアム商品券」に対する県の補助事業の実効性に疑問を呈しました。つまり、県がプレミアム商品券に対する補助事業を決定するタイミングが遅く、その影響でプレミアム商品券の発行時期が本当に景気の下支えが必要な消費税率引き上げ直後に間に合わない自治体が多かったのです。

その後、代表質問、常任委員会における議論、予算特別委員会での質問など自民党県議団による一連の働きかけの結果、小川知事をはじめとする県執行部が自治体や商工会議所・商工会に働きかけ、4-6月のプレミアム商品券発行自治体数・金額の双方を大幅に改善をさせることが出来ました。

議員一人一人の力は、知事と比較すると小さなものですが、議会として結束して働きかけることが重要だと深く感じる共に、今回の経験を糧とし、消費税率引き上げ後刻々と変わる状況に対し県が正鵠を射る対応が出来るよう引き続き働きかけを行う所存です。

さて、折角の土曜日、満開の桜には厳しい雨が一日中降っていましたね。
この季節、矢部川周辺は桜と同様に美しい菜の花が満開で、私の一番好きな美しい季節でもあります。明日は晴れて欲しいですね!
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ソフトボールとエネルギー

長丁場の2月議会も予算特別委員会が終盤となりました。平日は議会に詰めっきりなので、週末は地元の行事や陳情などで忙殺されます。

本日は私が会長を務めるみやま市少年ソフトボール連盟の春期大会が開催されました。
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私が子供の頃は、夏休みのラジオ体操の後は行政区の子供達でソフトボールの練習をして校区大会を目指していたのを記憶しています。今では少子化により、あるいはサッカー・野球をはじめとする競技の多様化によりソフトボールチームは激減しています。寂しい限りですが、みやま市には九州レインボールソフトボール大会のような、伝統的に続くレベルの高い大会があります。スポーツを通じた地域作りが進むようしっかりサポートさせて頂く所存です。

また昨日は有明鉱火災事故30年記念式典に出席致しました。
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私が高校生の時に起こった事故、大変寒い雪の夜だったことを思い出します。
ご遺族からの追悼の言葉により、30年経った今でも事故は全く風化せず、片時も脳裏から消え去ることがなかったのかと改めて実感させられた次第です。
日本が世界に冠たる経済大国として確固たる地位を築くために、エネルギー政策は最重要課題でした。ヤマで働いていらっしゃった多くの方々がそれを支えて頂いた事を我々は忘れずにいなければなりません。

83名の犠牲者を出した炭鉱跡が今は県内最大規模のメガソーラー発電所になっている事に因果を感じずにはいれません。
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一般質問の成果&日系アメリカ人リーダーとの友好親善

2月議会の一般質問「スポーツによる広域地域振興について」は無事終了しました。
知事答弁も一歩踏み込んだ前向きなもので、特に下記3点は今後地元自治体とも連携が必須となる部分です:

○ スポーツが地域振興や郷土愛の醸成に寄与する事を確認した上で、筑後地域においてスポーツを活用した広域地域振興事業を検討する

○ ソフトバンクホークスファーム本拠地誘致に関して今後福岡県の広域地域振興課が担当となり、筑後市・みやま市等の関係自治体とソフトバンクホークスとで協議の場を設け、地域振興に繋げる

○ ファーム本拠地移転による周辺道路の混雑が予想される。アクセス道路を中心に交通量を調査し周辺道路の整備について課題点を整理していく

今後の事業化等に向けて担当部局・地元自治体としっかり連携していきたいと思います。
詳しくは県議会録画中継と議事録をご覧下さい。

去る3月10日に私が事務局長を務める日米友好議連主催で「日米友好親善の意見交換会」が開催されました。
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今回は日系アメリカ人リーダー訪日プログラムの一行が丁度来福しておられたので総勢11名の皆様にご参加頂きました。

「日系アメリカ人リーダー訪日プログラム」とはアメリカの日系人社会と日本の相互理解を促進することを目的として、日本の外務省が主催し今回14回目となるものです。メンバーも錚々たるもので、日系初の連邦議員故ダニエル・イノウエ上院議員の奥様で米日カウンシル代表かつ全米日系人博物館の初代館長でもあるアイリーン・ヒラノ・イノウエ氏を団長に、マサチューセッツ州のオーラル下院議員、ファーストハワイアンバンク上席副社長のオキナガ氏、ベルビュー市助役代行ミヤケ氏、陸軍中佐ウォルターズ氏、シカゴ市警刑事部長ヤマシロヤ氏などなど。

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左がアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル代表、右がケイコ・オーラル下院議員。

冒頭にイノウエ氏とオキナガ氏及び日米議連武藤会長から日米友好についてそれぞれの立場から基調講演が行われた後、懇親会では直接生の米国の政治・経済事情を聞くことが出来、活発な意見飛び交う、大変充実した友好親善の会となりました。

日系アメリカ人の皆様と我々日米友好議連は日本と米国の架け橋となって、両国の相互理解・友好親善に尽くしたいという思いが共有出来ました。有り難うございます。