【在福岡オーストラリア総領事と意見交換会】

【在福岡オーストラリア総領事と意見交換会】
最近海外づいてますが、昨日は福岡県にあるオーストリア総領事館を、私が事務局長を務める国際交流議員連盟の会長でもある樋口明議長と訪問。

福岡にはアメリカ、韓国、中国、ベトナム、そして先日設置が発表されたタイ、と、このオーストリア領事館が存在しますが、オーストラリア以外の5カ国とは県と友好提携が交わされ様々な国際交流が進められています。そこでオーストラリアとの関係構築模索のために意見交換を行いました。

オーストラリアは1992年に福岡と札幌に領事館を設置、2000年に福岡の領事館を総領事館に昇格していますが、スキー客の誘客などで成功している北海道と比較しても、福岡県は総領事館が存在する優位性を存分に活用する余地があります。

イアン・ブレイジア総領事、加藤商務官にご出席頂き、2019ラグビーワールドカップを控え、ラグビー熱の高い両地域同士ラグビーを通じた交流や、時差が無いけど季節が夏冬反対の地理的特性を活かした観光経済面での交流が考えられないかなど活発な意見交換ができました。

特に夏冬が逆転するという視点は、米国とインドの昼夜が逆転している地理的条件を活かしたIT産業の連携の様に、一捻りしたサプライチェーンが構築出来るかもとワクワクさせられます。

【ロシア・ウリヤノフスク州知事が福岡訪問】

ロシア・ウリヤノフスク州のセルゲイ・モロゾフ知事をはじめとする訪問団が福岡県にお越しいただき、小川洋知事、樋口明議長、藏内勇夫九州自立の会会長はじめ各会派代表者の皆様とお迎えしました。

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ウリヤノフスク州は人口125万人、モスクワから東南東に900キロ位置し、航空機、自動車などの製造業が発達しているとのこと。福岡県との末長い交流を望まれてのキックオフとなる会合でした。

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先ずはお互いの地域における特徴的な取り組みを紹介しあい、協力関係を持てる分野を模索することから始めることとなります。
プーチン大統領とフィギアスケートのザギトワ選手に秋田犬が日本から贈られたエピソードなども登場し、和やかに懇親することが出来ました。日本政府においても外交面でスポットライトが当たるロシア。福岡県としてどのような関係構築が可能か、今後注目して参ります。

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【福岡・佐賀・熊本三県で有明海沿岸道路の要請活動】

昨日は「有明海沿岸インフラ整備3県議会連絡会議」にて上京し、地域高規格道路「有明海沿岸道路」に関する要望活動を行ってきました。

有明海沿岸道路は福岡県において平成32年に完成し、熊本へ向かっては荒尾までが事業決定しておりますが熊本市内へ向けて計画の延伸、佐賀県側は平成35年開催予定の国体に向けてなんとか完成させたいというそれぞれの悲願があり、3県で力を合わせて実現させようと出来たのがこの連絡会議。

今回は連絡会議会員の県議会議員を代表し総勢10名で古賀誠全国道路利用者会議会長、麻生太郎副総理、石井国土交通大臣、藤丸敏・岩田和親両衆院議員、国土交通省道路局等に陳情をしてまいりました。

完成部分では既に国交省の予想を遥かに超える交通量を達成している有明海沿岸道路、佐賀空港や熊本への延伸が実現すれば更に利便性を増し、産業、観光、地域振興などに爆発的な効果を発揮することは間違いないと信じております。

有明海沿岸道路から一番近い九州自動車道のインターチェンジを持つみやま市にとっても、大きなチャンスが巡ってきます。

三県力を合わせて今後も有明海沿岸道路の強化充実に努めていくことが確認できる有意義な陳情でした。

【オリンピック・プレキャンプが柳川で始まりました!】

2020東京オリンピック、オセアニアオリンピック委員会の福岡県におけるキャンプ地招致が昨年12月に決まったことは既報の通りですが、その事前調査を兼ねた柔道のプレキャンプが昨日より柳川市で行われています。
今回はナウル共和国柔道チームのオヴィニ・ウエラ選手(30歳、リオオリンピック二回戦進出)とキップ・カイエルア選手(20歳、2017年ミニパシフィック選手権優勝)が来日し、実際の事前キャンプへ向けて2週間のプレキャンプを行います。
オヴィニ選手はナウル航空勤務の元客室乗務員で、4歳の娘さんをお持ちです。元々はウェイトリフティング競技を行っていましたが6年前から柔道に転向。ナウルに5人しかいなかった柔道人口を増やすべく努力を重ねられ、今では50人が柔道に勤しんでいらっしゃいます。この地域のとてもフレンドリーな人柄が気に入っていると仰っていただけました。
ナウル共和国はオセアニアの小さな島国で人口1万1千人、面積21キロ平米、島を一周するのに歩けば4時間車で走れば20分。どんなに迷子になっても島には1本しか道路がないことを笑いながらPRされていたお二人、これから2週間きつい減量を乗り越えて頑張って欲しいものです。

【祝!JAみなみ筑後柑橘部会、全国果樹技術経営コンクール「農林水産大臣賞」受賞!】

JAみなみ筑後乗富組合長と柑橘部会永野会長を始めとする皆さんが、第19回全国果樹技術・経営コンクール「農林水産大臣賞」の受賞報告にお越しになりました。

「本当に良い物は高く売り、生産努力した人へ厚く返していく」をコンセプトに、JAみなみ筑後柑橘部会が確立させた「園地登録制」と呼ばれる生産販売システムは多くの生産者に高く評価され、福岡県内の他のJAにも広がっており、このような取り組みが評価され「農林水産大臣賞」の受賞となりました。

県の農林水産部及び農業普及センターも今回のコンクールにおいては色々とお手伝いをさせていただいており、関係者の喜びも一入と思います。

オイルショックによる価格暴落、オレンジの輸入自由化によるみかん消費と価格の低迷など困難な時期を乗り越えて、北原早生という優良品種の発見をきっかけに、後継者が食える「みかん産地」になるために先進的な技術・経営改善を行ってきたJAみなみ筑後柑橘部会の皆様に心から敬意を表するとともに、今後とも若い人たちが「みかん農家をやりたい!」と思ってくれるような環境づくりを引き続きよろしくお願いしたいと思います。