【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】

【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】
4月14日に続き、4月16日午前1時25分頃に大規模な地震が発生しました。
福岡県では災害本部をその直後に設置し、地震に関する各地の被害や避難の状況をお知らせしています。
こちらをクリックして頂くと最新版が確認出来ます↓
http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/emergency/detail/251

福岡県では16日7時現在、人的被害が10件となっておりますが、落下物による打撲、転倒による擦り傷・打撲などの軽傷とのこと。
八女市星野村で崖崩れが2カ所起こっており、442バイパスが上下線とも通行止めになっています。
それ以外の道路・橋梁・河川の被害は現時点ではありません。

一方でこれから九州地方は大雨が降ると言われており、土砂災害の可能性もあります。
福岡県では「土砂災害警戒区域等マップ」を公開しています。是非ご活用下さい↓
http://www.sabomap.jp/fukuoka/

避難勧告・避難指示が出たり自主避難を判断された場合はお近くの避難所をご利用下さい。
みやま市の避難場所は以下の通りです↓
http://www.city.miyama.lg.jp/info/prev.asp?fol_id=157

防災グッズや非常持ち出し品のリストはここが参考になるのでは↓
http://www.fdma.go.jp/html/life/sack.html
http://allabout.co.jp/gm/gc/2245/2/

備えあれば憂い無し。家族の皆さんと事前にシミュレーションするのは如何でしょうか?

 

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】
昨晩の地震により被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

平成28年4月14日9時26分熊本県で震度7を観測した地震の名称が「平成28年熊本地震」と気象庁から発表されました。
隣県になる福岡県においても広範囲で震度4を記録、その後も余震が続いている状況ですが、県下の状況と対応を報告します。

◎ 平成28年熊本地震に関する情報 4月15日12時現在(最終報)
人的被害:軽傷3件(落下物や転倒物による打撲やかすり傷)
家屋被害、道路被害、橋梁被害、河川被害、土砂被害:なし

今回は震源である益城町周辺が甚大な被害を被っておりますが、福岡県は軽傷3人だけで、上記報告をもって被害状況については最終報となっています。一方で県の対応は下記の通り

◎ 平成28年熊本地震、福岡県から熊本県に対する支援状況(4月15日13時45分現在)
1.福岡県緊急消防援助隊
70隊232人(県内25消防本部)が派遣され、上益城郡益城町内で捜索活動中

2.福岡県DMAT(災害派遣医療チーム)
24病院26チーム120人が派遣され、入院患者の避難に関わる搬送支援・診療支援・避難所支援などを行っています

3.福岡県警広域緊急援助隊
機動隊・交通部隊・航空隊等から290名が派遣され、捜索・人命救助活動・交通規制・情報収集などを行っています

4.日本赤十字社福岡県支部
救護班1チーム6人が派遣され避難所支援を行っています

これらの業務を行う防災危機管理局は私が委員長を務める総務企画地域振興委員会が主管しており、私からも熊本県への適切かつ効果的な支援が迅速に行われるよう要請をしております。

また、早速日本赤十字社では平成28年熊本地震支援の義援金募集サイトが出来ております
http://www.jrc.or.jp/contribution/160415_004208.html
ボランティアの受入などは体制がまだ整っていないと思われます、熊本を応援する気持ちは今後復旧復興に一番必要な義援金で表すのは如何でしょうか?

写真は平成24年5月、熊本で行われた議会親善野球大会の一コマ。共に頑張ろう熊本!

 

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】
中国南京への出張などで報告が遅れましたが、2月定例議会が3月23日に閉会しました。
最大の議案である平成28年度当初予算は、平成27年度2月補正予算と一体となった14ヶ月予算として編成され、前年度比257億円増の1兆8,026億円で過去最大の規模となりました。

私は予算特別委員会委員として、知事保留質疑を入れて5つの質問をさせて頂きました。

本会議における一般質問と異なり、予算特別委員会は一問一答形式となり、執行部の方とのやり取りの中で問題点を浮かび上がらせ、答弁してもらうようなロジックが必要となります。個人的にはこの方がやりやすいし、住民の方も聴いていて分かり易いのではと想像しますが、その分準備は大変です(これは執行部の方も同じでしょうが)。

正式な議事録が上がるまで3-4ヶ月掛かりますので取り急ぎ質問要旨と答弁骨子を纏めておきたいと思います。

3月14日 福祉労働部「『子育て応援社会づくり』と『子育て応援宣言企業』について」
少子化対策の中でも特に「出会い・結婚応援事業」の重要性を常々議会において説いて参りましたが、その結果今回2月補正予算で企業・団体を巻き込んでの事業の強化が図られる事となりました。今回の予算の財源は国からの交付金ですが、万一それが無くなったとしても、県として取り組みを継続すべきと質しました。また市町村で独自に出会い応援事業を行っているところも増えているが、県との連携を密にし効果を上げるようにすべきと指摘。更に、平成15年から開始された「子育て応援企業宣言」は6000社を目前とするほどの登録数となっています。このネットワークやノウハウを活用し、子育てのみならず結婚や出会いを応援して頂くような仕掛けをする事を要請しました。福祉労働部からは、出会い・結婚応援事業は非常に効果の高い事業とした上で、財源を含め今後様々な工夫を凝らし実施し続ける事を表明。市町村の結婚応援事業に対する支援と連携を確認。子育て応援宣言企業登録制度と連携し、結婚応援の取り組みを推進することをお約束頂きました。

3月14日 農林水産部「園芸作物振興について」

自民党県議団として創設当初から深く関わってきた県単独の「高収益型園芸事業」について、TPP協定が本格的な交渉に入るなか生産者の意欲有る取り組みをフォローし更なる振興に繋げる事の重要性を指摘、また国庫事業も併せて産地の競争力強化を加速させるよう要請しました。また、みやま市の特産でもあるみかんの更なるブランド力向上の為に、極早生みかんの品種である「早味かん」への改植支援について国の方針との違いを踏まえた上で、県の今後の取り組みを披瀝してもらいました。福岡県は全国3位の花の生産県ですが、家庭消費量は全国41位と低迷しています。そこで県内の花の購買促進や消費拡大の為の事業について県の取組を質しました。

3月15日 商工部「観光マーケティング事業『福岡よかとこパスポート』について」

今年度新たにはじまる観光マーケティング事業「福岡よかとこパスポート」ですが、これは高知県や三重県、栃木県で既に同様の施策が行われています。福岡県が後追いしてこの事業を行う意義を問い、福岡県らしさが出る事業にするよう働きかけました。特に、県下の主要観光地だけがターゲットにならないよう、広く遍く参加出来るよう要請。また、この事業が観光客に対する効果だけで無く、加盟店舗側にとってもマーケティング効果の向上や収益増加に繋がるような情報提供を行うべきだと指摘しました。

3月16・18日 教育庁及び知事保留質疑「中学校の学力向上について」

福岡県は総合戦略において全国学力・学習状況調査の正答率を全国平均とすることを目標としています。しかしながら小学校6年生では改善の兆しが見えるも、中学校3年生になると全県的に全国平均から正答率が引き離される(つまり成績が悪くなる)傾向があります。特に南筑後では小学校6年生では全国平均の正答率との差が−0.3と健闘しているにもかかわらず、中学校3年生になると−16.2と大きく引き離されており、その傾向が顕著であることを明らかにしました。その上で、県下一律の指導方法では無く、地域にあった指導方法や中学校に特化した施策を要請。特に南筑後地区については上を伸ばすような取り組みを充実させる必要性などを訴えました。これについて教育庁は現状認識を共有し、中学校の抜本的な学力向上策について検討と速やかな実行を約束していただきました。また全国平均の正答率という大目標を達成するために、中目標や小目標といった目標のブレイクダウンをし、それらの実現を着実に積み上げるべきと指摘。平成29年度の目標設定から反映させるとのこととなりました。
更に本件については財源確保や「人口の都市部一極集中」などの問題にも関連するため知事に対して保留質疑を行い、県内中学生の学力問題について認識を共有した上で教育庁の新たな施策に対する必要な支援を確認いたしました。

頂いた答弁を元に、今後県政へしっかり反映がされるよう注視していく所存です。
正式な議事録が完成しましたらブログなどでご報告します。

 

【桜の花が紡ぐ福岡県と中国 江蘇省の友情】

【桜の花が紡ぐ福岡県と中国 江蘇省の友情】
福岡-江蘇友好桜花園20周年記念訪問団の一員として江蘇省南京市を訪問してきました。
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(↑桜花園入口にて)

この桜花園の建設は、1992年に福岡県と江蘇省が友好締結をし、その後1994年に福岡県議会議会が江蘇省を公式訪問し桜の植樹構想を提案された事をきっかけとしています。
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(↑20周年記念式典の模様)

福岡県は議会のみでなく、広く県民に呼びかけ1995年に桜の会が設立され、江蘇省人民代表大会から共同建設の承認を得た後、1996年に落成されました。1.4ヘクタールの広大な敷地に約2800本の桜が植樹されています。
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(↑写真はその当時の賛同者の名前が記載されたプレート)

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(↑私の父の名前もありました)

福岡県日中友好桜の会会長で、桜花園の設立に尽力された元県議会議員の新宮松比古先生も今回の訪中を心待ちにされていましたが、3月13日に急逝された事もあり、記念式典のご挨拶は日中双方共に新宮先生を偲ぶ言葉に溢れていました。その後、県訪問団と江蘇省の皆さんの手により桜20本とツツジ20本が記念植樹されました。
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(↑一緒に植樹をした江蘇省人代 勝勇外事委員会主任)
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(↑プレートの前で小川知事や同僚議員と)
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(↑友好桜花園がある中山陵園管理局局長の黄さんと祝賀会にて。日本と中国における女性登用の違いについて興味深いお話しを頂きました)

また、今回は次世代を担う青少年の交流を通じた両県省の相互理解と友好推進が図られました。
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(↑八女から青少年交流に参加して頂いた皆さん)

江蘇省は八女茶発祥の地と言われており、その点でも福岡県とは深い結びつきが有ります。記念式典の中では八女高校と輝翔館高校の茶道部の方にお手伝いを頂き「日中友好大茶会」が開催。その後、高校生の皆さん達は地元高校生との親善を行った後、八女茶の種が持ち帰られたと言われる蘇州の霊厳寺を訪問しました。
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(↑日中友好大茶会は先ず中国側からお茶とお香のおもてなし)
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(↑それから屋外に出て、野点で日本側のおもてなし。琴や尺八の演奏もあり、素晴らしい雰囲気でした)
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(↑福岡県の服部副知事の奥様がお茶を点てられました)

大先輩の逝去、次世代の交流。記念植樹の後、訪問団名誉団長である小川知事と雑談する中で、知事が「月日が経って、訪れる人は変わっても、ここに植わっている桜の木は変わらない、同じなんですよ。桜にしてみれば、我々人間の移ろいなんて小さな事だなぁと思っているかも知れませんね」と仰ったのが印象的でした。
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(↑新宮松彦先生の遺影を掲げた御令息と共に)

『集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光』

二泊三日の弾丸出張でしたが、非常に充実した中身の濃い訪問となりました。

【小川知事のふるさと訪問みやま市編】

【小川知事のふるさと訪問みやま市編】
先月行われた現在配布中の「グラフふくおか 2016年春号」に、みやま市で行われた小川知事のふるさと訪問の記事が掲載されています。また同様に、先日RKB毎日放送にて放送された「福岡県庁知らせた課」がネットで閲覧可能になりました。見逃された方は是非ご覧下さい!
↓↓↓
http://webtv.pref.fukuoka.lg.jp/ja/movies/detail/2978