【九州ちくご元気計画、これから】

 厚生労働省の地域雇用創造実現事業として福岡県が行っていた「九州ちくご元気計画」。その総合プロデューサーである江副直樹氏、当時江副氏からプロデュースを受け、今ではちくごの元気企業のシンボル的存在になった「クロキビスポークルーム」黒木雄平君と「夜明茶屋」金子英典君がパネリストとなり、まちづくりフォーラムが開催されました。

 「地方には地方の未来がある」、東京が進化の最終型ではない、との江副プロデューサーの思いと、デザインを通じた商売繁盛を実現した二人の話は紛れもない地方創生のリアルで聞き応えがありました。

 印象に残った言葉:

・ 地方には地方の未来がある。東京が進化の最終型では無い。

・ 参加企業を集めるために、行政から「おねがいします」は言わない。企業にも覚悟を求めたプロジェクト。

・ デザインはお化粧ではない、空間からパッケージ、素材、重さにいたるまで全てがデザイン。

・ このプロジェクトに関わる事で、思わぬ所から反響があり引き合いに繋がった。デザイン料はデザインそのものだけでなく、デザイナーのコミュニティーにアクセスすることを可能にした。

・ むつごろうラーメンを作った時、むつごろうの漁師の方々から頂いた「俺たちのラーメンが出来た」との言葉に感動した。

・ モノを作るのは地方でしか出来ない。今まで東京がデザインや企画、パッケージングをしていた。このプロジェクトはそれを都会ではなく地方に持ってきた。

 「九州ちくご元気計画」は完了した事業ですが、ここで育った多くのちくごの皆さんがこれからどのようにデザインを軸に地域を牽引していくか、そのお手伝いを我々も覚悟を持って出来るか、完了した事業を発展させ「これから」をどう作るのか、考えさせられる示唆に富んだフォーラムでした。

【台風17号被害の復旧・復興支援】

関東・東北を中心とした台風19号の被害報道には胸が痛みます。心よりお見舞い申し上げます。

福岡県では9月議会が10月16日に閉会しました。この中で7月豪雨災害の復旧・復興などの為に約21億円の補正予算案が上程され、可決しました。

 しかしその後に8月末の豪雨、9月の台風17号と立て続けに天災に見舞われ、種苗の蒔き直しやビニールハウスの被害などで農業者の方は営農継続の意欲が失われるのではと心配をされておりました。

そういった状況を踏まえ、9月25日に私は一般質問に立ち、台風17号被害被害に対する早急な対策を要請したところ↓

https://itahashi.info/blog/20190925164845

知事からは「被災の状況に応じ必要なな支援策を検討する」と答弁頂き、県の対応を待っておりましたが、早速10月17日に記者発表が行われ、国の補助含めた下記の3つの支援策が公表されました(詳細は添付写真をご覧下さい)

(1)被災したハウス施設の再取得・修繕に対して予算規模約3億円の助成
(2)農作物の種苗や土壌改良材の購入経費に対して1/2の補助
(3)経営再建資金支援としてハウス施設の再取得・修繕に必要な資金融資に対して利子補給

被災された農業者が今後も営農を継続していこうと気持ちを奮い立たせる為に、この支援策が少しでもお役に立てればと思います。また、農業者の気持ちに寄り添い、大変迅速に対応をして頂いた県執行部のご尽力に敬意を表したいと思います。

【みやま市が誇る線香花火 筒井時正玩具花火製造所】

今では日本で二カ所しか作っていない線香花火、その一つがみやま市にある「筒井時正玩具花火製造所」です。三代目筒井良太さんの線香花火にかける想いを紡ぐ、素晴らしいドキュメンタリーをNHKワールドで作って頂き世界に配信して頂いています。是非是非ご覧下さい!
筒井時正玩具花火製造所では線香花火作りのワークショップなども行っていらっしゃいます。美しく繊細な線香花火の魅力を体感して頂ければと思います。


https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/3019088/?fbclid=IwAR2gM_RXVyOPP2e-AYdr84lSoLyZ4KwqyF6IzrJ-5KrBysasfphb2AJUkRs

【第二回みやまフレッシュドリーム大会開催!】

私が会長を務めるみやま市少年ソフトボール連盟の皆さんが、出場機会が少ない5年生以下の選手にソフトボールの面白さをもっと感じて貰えるようにと、出場選手を小学校5年生以下に限定し昨年設立されたのが「みやまフレッシュドリーム大会」です。
昨年の16チームから出場チームも増えて、今年は20チームに。
関係者の皆様から沢山のご恩を頂き、選手も保護者もソフトボールの面白さを思いっきり感じて貰えるよう役員一同頑張って準備をして参りました。
来年のオリンピックで復活するソフトボール、競技人口増加の為にもこの様な裾野を広げる地道な取り組みを大事にしていきたいと思います。