去る7月5日に山門高校にて全校生徒を対象に主権者教育の講演を行いました。
主権者教育には「狭義の主権者教育」と「広義の主権者教育」があるそうです。前者は、選挙に行って貰う=棄権理由を潰す教育。後者は、主権者としての意識を持たせる、主権者として行動できる教育。この両方を50分に詰め込むのはなかなか大変ですが、”盛った”演題に恥じないよう、50分の講演時間みっちり盛りだくさんの刺激的な内容にしたつもりです。退屈そうな子がいるのは当然と思っていましたが、予想以上に多くの生徒さんがしっかり私の目を見て、話を聞いて頂いた事に感謝すると同時に、彼らを受け入れる社会を担う大人としての責任を痛感しました。
今年後半から来年に掛けて統一地方選挙、参議院選挙を含め多くの選挙が行われます。1人でも多くの生徒さんが、「自分の一票で社会が変わる」という刹那的な期待ではなく、日々の生活の中で自分の立ち位置を確かめる行為として、一票を投じられる事を期待しています。