8月11日、私が会長を務めるみやま市少年ソフトボール連盟が主催する「第一回みやまフレッシュドリーム大会」が開催されました。
自分達が子供の頃は夏休みのラジオ体操の後は行政区の子供達でソフトボールの練習をして、校区のソフトボール大会に備えるのが風物詩でした。
昨今はサッカー始め多くのスポーツが選択肢として存在し、更に少子化の影響もあり、競技人口を維持拡大する為にそれぞれの関係者は努力をされていると思います。
ソフトボールや野球は昔から競技人口も多く、プロ野球もあり、認知度や親しみやすさは非常に高いのですが、一方で9人集まらないと試合が出来ません。バスケットなら3 x 3、サッカーならフットサル、ラグビーならタグラグビーなど、初心者や少人数でも試合の楽しさを味わえる手段があるのですが、ソフトボール・野球はハードルが高く、年少の子供達はなかなか試合に出場する機会が少ないのです。
そこで、みやま市少年ソフトボール連盟の役員さん達が「年少の子供達も試合に出てソフトボールを楽しめる大会を作ろう!」と発案したのが2年前。
みやまフレッシュドリーム大会は出場選手を5年生以下と制限し、年少者に試合出場の機会を設けることで、ソフトボールの楽しさ・面白さを保護者とともに試合を通じて体感することを目的に、今年開催に漕ぎ着ける事が出来ました。
みやま市・柳川市・大牟田市のみならず、熊本県からも趣旨に賛同頂き16チームからの参加申込を頂きました。
ちょっとブカブカで、10番以上の二桁の背番号のユニフォームの背負ったちびっ子選手達が目をキラキラさせてグラウンドを一所懸命に駆ける姿は、微笑ましくも感動的でした。
保護者の皆さんも、普段はベンチで声出ししている子供達がスタメンでグラウンドに登場し必死に白球を追う姿に大歓声!
監督・コーチからも、「5年生以下の子が試合経験を出来るのは勿論だけど、この試合を観ている6年生にとっても刺激になる、良い大会になりますよ」と嬉しいお言葉を頂きました。
栄えある第一回の優勝チームは「桜舞館ジュニアソフトボールクラブ」準優勝「Takata All Jr」3位「瀬高南少年ソフトボールクラブ」4位「手鎌少年ソフトボール」でした。瀬高南少年ソフトは人数ギリギリ9名の参加でした。
しかし勝ち負けより大事なのは、子供達がこの大会を通じて、益々ソフトボールに興味を持ち好きになり、練習に励み、ソフトボール仲間を増やしてくれる事です。心より期待しております。
初めての大会運営、しかも大変暑い時期でもあり、ご参加頂いた皆様にはご不便を感じさせる事も多く有ったかと思いますが、今回の反省を踏まえて、来年も「みやまフレッシュドリーム大会」を是非開催したいと思っています。どうぞ多くのチームからご参加頂けますよう宜しくお願いします。