【平成30年7月豪雨】

平成30年7月豪雨と名付けられた災害は、全国で175人死亡87人安否不明(7月11日19時時点)という甚大な被害を及ぼしています。ご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復旧復興に向けて福岡県議会議員の立場で出来うる努力をしっかりして参ります。

平成になって最悪の豪雨災害となってしまいました。大きな災害が起こる度に、セルジオ越後さんが東日本大震災直後に書かれたコラムを思い出します。皆さんと共有できればと思い、その一部をご紹介します

”今、日本に何が必要か。被災地への義援金、節電、物資の救援。やらなければならないことは山ほどある。一方で、この国の経済活動をきちんと回すこともしなければならない。

経済活動、つまり血の流れを止めてしまうと、本当に日本が沈没してしまうかもしれない。だから、元気な人は、行動するべきだ。それぞれの立場で、どんどん働くべきだ。停電で3時間しか働けないなら、3時間だけでも働けばいいじゃないか。働けない人たちの分まで仕事を増やすのだ。使えない人の分までお金を使うのだ。いっぱい仕事をして、いっぱいお金を生んで、飲みに行って、お金を落として、税金を納めて、どんどん経済を回すべきだと思う。

自粛とは、休むことと同意だよ。元気な人が休んだところで、被災者にとって何の役にも立たない。ニュースを見て心を痛めるのは理解できる。でも、ニュースを見て心を痛めることが復興につながるのかな。

残念ながら、君がいくら涙を流したところで被災者は救えない。社会活動に貢献することこそが、被災地を助けることになるのだと思う。”

【セルジオ越後コラム】すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」
http://news.livedoor.com/article/detail/5423519/

福岡県では豪雨が去るとともに梅雨明けし、私の地元、矢部川と沖端川の分岐点にある松原堰では、堰付近にたまった土砂の浚渫作業が始まっています。共に前を向いて走り続けましょう。