ようこそ「地続きのエアポケット」へ

福岡県と筑後12市町によって構成される「筑後田園都市推進評議会」が進める「筑後ネットワーク田園都市圏構想」

そのプロジェクトの一つ「ちくご定住促進プロジェクト」の一環として、様々なテーマで4ヶ月ほどちくご暮らしを仕事をしながら体験して頂く「ちくご移住計画」というのがあります。

みやま市は「クリエイター」をテーマとして、フォトグラファーの渡部晋也氏にみやま市グルメマップの制作を依頼し、移住体験をして頂きました。

平成26年9月22日から始った移住体験も、1月21日が最終日という事で、今日はその報告会に参加しました。
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写真の通り、見た目ちょっと怪しげな渡部さん、そのプレゼン内容は、外部の人が感じたみやまの魅力・課題・今後をストレートに、でもなんか笑える、そしてためになる。

まちづくりの講演は色んな機会に聞いてますけど、実際みやまに住んで、多種多様な住民と交わり溶け込み、様々な体験を共有した人が語るみやま市のまちづくりはスーッと心に染み渡る。いやー素晴らしい報告会でした。

今日の報告会は4ヶ月の間に渡部さんが関わった方を中心に参加されてましたが、これみやま市のまちづくりに関わる全ての人に聞いて欲しい、素直にそう思いました。

これ絶対、みやまでもう一度発表して貰おうと報告会参加者一同で盛りあがったのですが、印象に残った部分を備忘録代わりに列記:

みやまの第一印象「地続きのエアポケット」
引越当初、買物には名の知れた全国チェーンのお店(大牟田にはあるヤマダ電機、Mr.Maxとか)に通ったけど、みやまで足りないことは無い(ナフコやコメリが有るじゃないか)。
みやま市の印象を東京をはじめとする市外の知人に聞くと、「どこにあるの?」知名度はほぼゼロ。一方、みやま市内の人に、東京から取材で移住しに来たと言うと「何が面白いの?」「(みやまに)いいとこなんてあるの?」
渡部さんが感じたみやまの魅力↓
  新開能:能舞台を自作するのは全国でも珍しい
  線香花火・木蝋・樟脳:消え去りつつある伝統産品が残っている
  中之島公園のクスノキ:街中に存在するクスノキの森は魅力的
  奉納・お祭りの種類が多様。殿様への奉納を大切に伝えている
  農産物:美味しさ・規模共にポテンシャルの高い産品を持っている
みやま市を例えると「7番バッターのような街」「価値あるモノが『確実に』ある街」

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書き始めるときりがない程充実した内容でこれじゃ全然書き足りないのですが、移住体験を元にしたみやま市活性化への提言含め、今後の私の活動にしっかり反映させていきます。

そして、みやま市観光協会は渡部さんとの御縁を更に発展させて市の活性化に寄与するべく、渡部さんをアドバイザーに就任頂いたそうです!これからも一緒に「地続きのエアポケット」みやまを盛り上げましょう!!