柳河特別支援学校青柳祭視察

健康管理の為に週に2回はジョギングするよう心がけています。三日前いつものように走っていたところ3km位で右ふくらはぎに刺すような痛みが。診察したところ軽度の肉離れでした。準備運動を怠ったのと、最近体調不良だったのが原因のようです。肉離れは準備運動によって防ぐことが可能とのこと、皆さんお気を付け下さい。

お医者様から、早く治す為にも右足に負担がかからないように杖の使用を勧められたので、生まれて初めて杖歩行を経験しています。
杖を使うといつも通っている道が全く別の風景に見えました。歩行スピードが物凄く遅くなるので、普段気にもしていなかったお店を発見できたり楽しみもあるのですが、いつもより時間的余裕をもって行動しなければなりませんし、博多駅等人混みの移動は他の通行人の邪魔にならないよう動線をちょっと外れて歩いたりして気を遣います。階段は無理なのでエスカレーターかエレベーター、しかし県庁でも議会棟と行政棟の間には10段程度の小さな階段があったり、エスカレータ・エレベーター設備が少ない施設では遠回りをする必要がある。
一番問題だなと思ったのは、そういう諸々の不自由があると外出や移動すること自体が億劫になることかも知れません。

やはり自分が経験しないと見えてこない部分は大きい。今後とも健康管理に気を付けたいと改めて思いましたし、同時に今回の経験を今後の活動に活かしたいと思います。

先週末、柳河特別支援学校で開催された文化祭「青柳祭」を視察して参りました。
IMG_2074IMG_2077
視覚障害児童が結成している琴クラブによる琴の演奏や、小学部生徒による演劇、中学部生徒による「となりのトトロ」の演奏等々、肢体不自由と視聴覚障害などのハンディを持つ生徒達ですが、先生方はじめ多くのスタッフの皆さんがお世話を始めプロジェクターの活用など趣向を凝らすことで観る側・演じる側双方にとっても大変充実しているように見受けられました。

柳河特別支援学校は私が当選した2011年にも視察させて頂きました。当時、肢体不自由児童が利用される通学バス停車場の防雨用屋根が小さく、健常者ならそんなに問題では無いでしょうが、乗降に時間が掛かる車椅子の場合、ゲリラ豪雨だと生徒さんも介助する方もずぶ濡れになって大変だったそうです。教育庁でも色々と検討して頂いた結果今年改築が施され、ちゃんと改善されていました。
柳河特別支援学校バス停車場2年前
柳河特別支援学校バス停車場現在
写真上が2年前。乗降口にだけ掛かった屋根は、小雨ならば良いのですが、風雨が強い時は横から雨が吹き込んできて介助される方共々びしょ濡れだったそうです。
写真下が現在。屋根を大きくして、ゲリラ豪雨時はバス全体をすっぽり屋根の下に停車するようになりました。これで雨を気にせずゆっくり安全にバスに乗り込めます。

現場に居なければ分からないこと、身をもって経験しなければ分からないこと、沢山あります。全てを叶えることは出来ませんが、自分が常識と思っている事に囚われず、地域と県との架け橋になりたいものです。