スティーブジョブズが亡くなって、追悼ムードがメディアにも街中にも蔓延しています。先日本屋に寄ったら平積みコーナーがジョブズ本で埋め尽くされていましたのでついつい何冊か買ってしまいました
「スティーブ・ジョブズ神の交渉力」竹内 一正
いやー面白い。何が面白いって、この本ジョブズが亡くなるずっと前(2007年)に出版されておりますので容赦ない。
如何にジョブズが暴君で子供染みていて義理人情を踏みにじり信義に悖るような事をやっていたかが明け透けと書いてあります。追悼ムードぶちこわし、でもそこが良い。世界を変えるような信念と行動力を持った人は常人とは相容れない部分が有るんだろうなぁ、と。
内容的にはジョブズのエピソードを軸に、松下幸之助とか本田宗一郎とか日本の有名経営者の逸話を絡めて交渉のノウハウ本の体裁になっており、サクサク読めて良いんですが。。。
ただまぁこの本に感化されて日本でこんな調子でやってたらあらゆる方面から袋叩きになりそうですね。全然関係ないんですが、現在収監中の堀江貴文氏が時代の寵児として祭り上げられた後のバッシングをふと思い出してしまいました。