【自民党総裁選告示】

【自民党総裁選告示】
本来なら9月7日に告示されている自民党総裁選ですが、相次ぐ自然災害の為に9月9日迄を自粛期間として、9月10日より本格的な選挙戦が開始されました。
私の事務所にも自民党総裁選投票用紙が本日往復ハガキにて到着しました。9月19日必着です、是非お忘れにならぬよう早めの投函をお願いします。
衆議院において約2/3の議席を占める自民党の総裁を決めるという事は、日本の総理大臣を決めるという事と同義です。有権者である自民党員の皆様は誇りと責任感をもって貴重な一票を投じて頂けるよう宜しくお願いします。

【国際交流推進議員連盟 オーストラリア視察】

私が事務局長を務める国際交流推進議員連盟にて、8月16−22日の日程でオーストラリアを視察して参りました。福岡県には5つの外国領事館が有り、外交拠点としてそれぞれの国の地域と友好提携を結んでいます。しかしながら総領事館を設置して頂いているオーストラリアだけは執行部、議会共に具体的な取組が存在しておらず、今回その可能性を探るために、ニューサウスウエールズ州(シドニー、カウラ)とクイーンズランド州(ブリスベン、スタンソープ)を訪問してきました。備忘録代わりに纏めておきます:

○ カウラ市戦没者慰霊式典
カウラ市は1944年8月5日にカウラ事件と呼ばれる日本兵士捕虜の大脱走事件が発生し、日本人231名、オーストラリア人4名の犠牲者を出し、両国の戦没者墓地や、追悼の日本庭園が造園されました。

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(永倉三郎パークにて)
今回は元九州電力の社長である永倉三郎氏が設立した永倉パークにてカウラ市長ビル・ウエスト氏はじめ関係者の皆様と意見交換会を行い、オーストラリアと日本両国の戦没者墓地にて慰霊式典を挙行しました。

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(カウラ市のビル・ウエスト市長と)

○ シドニー福岡プロモーション
シドニーでは、来年日本で開催され、福岡でも試合が行われるラグビーワールドカップを控え、福岡への誘客を目的とした福岡プロモーションを、オーストラリア代表対ニュージーランド代表の試合会場にて行いました。視察メンバー一同でこの日のために揃えた赤いTシャツは、オーストラリア代表の黄色、ニュージーランド代表の黒の二色に染まったスタジアムでは大変目立ちました。

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2015年のW杯において日本代表が対南アフリカ戦でみせた逆転勝利劇をまだ覚えているファンも多く、それ以外でも日本に親しみをお持ちの方など多くの方から声を掛けて頂きました。

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○ シドニー福岡県人会との意見交換
シドニー福岡県人会との意見交換では、福岡県出身の竹若シドニー総領事からは「今回の視察団の行程は、カウラ、ラグビーワールドカップ、農業と大変玄人受けする充実した内容ですね」とご評価いただきました。カウラは戦後初めてオーストラリアに日章旗が立った、日豪友好の起点となった地でありますが、昨今日本の政治家が訪れる機会は減っており、そういう意味でも今回の来豪は意義深いとの事。ニューサウスウェールズ州は日本の39の地域と姉妹都市を持ち、豪州からの日本人観光客は平均で13泊して約22万円の消費をするそうです。また日豪間にFTAが存在するのは両国の信頼関係の証しであり、もっと積極的な交流が期待できます。

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また、偶然にも柳川市出身で同い年の方とも遭遇。共通の知り合いがいたりして話に花が咲きます。遠い異国の地で活躍されている姿に大いに刺激を受けました。

○ クイーンズランド州 フード・バリュー・チェイン関連視察
クイーンズランド州では日豪の農水省が進めているフード・バリュー・チェイン(以下、FVC)の実現性を評価して参りました。FVCとは日豪間で季節が真逆な事を活用し、柿などの果樹を通年を通じて栽培し、東南アジアや中東市場に通年を通じて提供できないかという試みです。今回は県農林水産部の岡本部長やJAみなみ筑後の乗冨組合長にも同行いただきましたが、まだ事業自体始まったばかりで、このような大規模な県の視察団を受け入れるのは初めてとのことでした。

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▶ スタンソープ農場視察
スタンソープでは、小規模の家族経営農家、中規模農家、そして栽培繁忙期には200人からの従業員を抱える大規模農家、そして種苗業者をそれぞれ視察しました。その視察内容を含め、アレンジ頂いたクイーンズランド州政府も大変力の入ったプロジェクトなのがヒシヒシと伝わってきます。

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雨は多いが、地盤の関係で貯水が出来ないスタンソープにおいて灌漑システムの構築は大変重要です。今回視察した大規模農場ではイチゴを露地栽培から高設栽培に切り替えることで、収穫コストを抑え品質の向上をする上に、水の消費を1haあたり1メガリットル減らすことが出来たそうです。

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米国から輸入したいちごの苗を使って生産されてましたが、そのビジネスモデルは、品種使用のライセンスを払って独自ルートに流通させる方法と、生産のみ行ってマーケティングフィーを支払い販売・流通にはタッチしない方法(委託生産?)と、大きく分けて2種類あります。

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人材育成については基本はOJT。オーストラリアでは人件費が高騰し、また単純作業を嫌う性質も手伝い、収穫や箱詰めを担うのはワーキングホリデーなどの外国人労働者。一定のスキルを確保するのに苦労しているそうです。今後は採用人数を減らして、技術力の高い人を雇い効率を高めることが課題との事。

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オーストラリアでは物価と人件費の高騰が激しい事も、単純作業労働力の確保が大変厳しい理由だそうです。日本も後継者不足や少子化による労働力不足が取り沙汰される中、日豪で共通して取り組むべき問題が多数存在しており、FVCのような取り組みを研究する価値は充分あると感じました。

▶ クイーンズランド州議会・州政府、在ブリスベン日本国総領事
クイーンズランド州議会で今回色々とお世話をして頂いた、カーティス・ピット下院議長はじめとする議会の皆さん、及びクイーンズランド州政府農業開発・水産省 副事務次官のディッチフィールド氏らと意見交換も行いました。

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(カーティス・ピット下院議長と州議会にて)

オーストラリアにとってFVCは初めての試み。11月にクイーンズランド州の農水大臣が日本を訪問予定だそうです。事業の仕組みについては州として特にこだわりが有るわけでは無く、日豪の当事者同士の契約によとの事。

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(クイーンズランド州ディッチフィールド農水省副事務次官との面談)

また今後の友好関係構築に向けて、カーティス・ピット下院議長には福岡県議会議長の親書を手渡し、来年のラグビーワールドカップの折に是非福岡を訪問して欲しい旨お願いをしております。

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また在ブリスベン日本国総領事館では柳井総領事らと面談。クイーンズランド州は30近い姉妹都市関係があるが福岡県関係の自治体とは結んでいないそうです。クイーンズランド州はオーストラリアの中で一番日本語を学んでいる人が多く、学校同士の友好関係から延長して姉妹都市関係を結ぶ場合もあるそうです。特に姉妹都市である埼玉県とは活発な交流活動をおこなっているそうです。柳井総領事からは、福岡県がオーストラリアのいずれかの地域と友好関係を結ぶなら是非クイーンズランドで、全面協力します、と熱烈なお言葉を頂きました。

オーストラリアは大きいとつくづく感じさせられる長時間移動の多い視察でしたが、今回の視察内容を今後の県政にしっかり活かしていきたいと思います。

【少年ソフトボールの振興を目指し、第一回みやまフレッシュドリーム大会開催!】

8月11日、私が会長を務めるみやま市少年ソフトボール連盟が主催する「第一回みやまフレッシュドリーム大会」が開催されました。

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自分達が子供の頃は夏休みのラジオ体操の後は行政区の子供達でソフトボールの練習をして、校区のソフトボール大会に備えるのが風物詩でした。

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昨今はサッカー始め多くのスポーツが選択肢として存在し、更に少子化の影響もあり、競技人口を維持拡大する為にそれぞれの関係者は努力をされていると思います。

ソフトボールや野球は昔から競技人口も多く、プロ野球もあり、認知度や親しみやすさは非常に高いのですが、一方で9人集まらないと試合が出来ません。バスケットなら3 x 3、サッカーならフットサル、ラグビーならタグラグビーなど、初心者や少人数でも試合の楽しさを味わえる手段があるのですが、ソフトボール・野球はハードルが高く、年少の子供達はなかなか試合に出場する機会が少ないのです。

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そこで、みやま市少年ソフトボール連盟の役員さん達が「年少の子供達も試合に出てソフトボールを楽しめる大会を作ろう!」と発案したのが2年前。

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みやまフレッシュドリーム大会は出場選手を5年生以下と制限し、年少者に試合出場の機会を設けることで、ソフトボールの楽しさ・面白さを保護者とともに試合を通じて体感することを目的に、今年開催に漕ぎ着ける事が出来ました。

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みやま市・柳川市・大牟田市のみならず、熊本県からも趣旨に賛同頂き16チームからの参加申込を頂きました。

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ちょっとブカブカで、10番以上の二桁の背番号のユニフォームの背負ったちびっ子選手達が目をキラキラさせてグラウンドを一所懸命に駆ける姿は、微笑ましくも感動的でした。

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保護者の皆さんも、普段はベンチで声出ししている子供達がスタメンでグラウンドに登場し必死に白球を追う姿に大歓声!
監督・コーチからも、「5年生以下の子が試合経験を出来るのは勿論だけど、この試合を観ている6年生にとっても刺激になる、良い大会になりますよ」と嬉しいお言葉を頂きました。

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栄えある第一回の優勝チームは「桜舞館ジュニアソフトボールクラブ」準優勝「Takata All Jr」3位「瀬高南少年ソフトボールクラブ」4位「手鎌少年ソフトボール」でした。瀬高南少年ソフトは人数ギリギリ9名の参加でした。

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しかし勝ち負けより大事なのは、子供達がこの大会を通じて、益々ソフトボールに興味を持ち好きになり、練習に励み、ソフトボール仲間を増やしてくれる事です。心より期待しております。

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初めての大会運営、しかも大変暑い時期でもあり、ご参加頂いた皆様にはご不便を感じさせる事も多く有ったかと思いますが、今回の反省を踏まえて、来年も「みやまフレッシュドリーム大会」を是非開催したいと思っています。どうぞ多くのチームからご参加頂けますよう宜しくお願いします。

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最後になりましたが、大会開催に当たりまして多くの関係者から多大なるご厚情を賜りましたこと心より御礼申し上げます。

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【国際交流議連 フィリピン共和国視察 Vサインの意味は?!】

8月6日〜9日にかけて、私が事務局長を務めている国際交流議員連盟にてフィリピン共和国を視察して参りました。

福岡県国際交流協会が岡垣国際交流協会とともにヴァレンズエラ(Valenzuela)市に消防車を寄贈し、贈呈式に出席。

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ヴァレンズエラは水害をはじめ自然災害が多く、市民の安全安心の為に消防車を増やしたいとの思いを市長がお持ちで、その思いに応える形で今回の寄贈となりました。

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前後してヴァレンズエラ市のRex Gatchalian市長(写真上 右)、及びヴァレンズエラ市議会議員の皆様(写真下)とそれぞれ意見交換を行いました。

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ヴァレンズエラ市議会では若者代表枠というのが存在しており、日本では被選挙権にもなっていない24歳という若さの市議会議員(写真上 後列右から3番目の女性)の方にもご参加頂きました。

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ご存じの通りフィリピンには日本のODAで地下鉄の建設が決まっており、ヴァレンズエラ市ではその車両メンテナンスなどを行う基地を誘致中です。今回初日に視察に伺ったヴァレンズエラ市立大学においても、Gtchalian市長の強い思いで鉄道工学部を設立(写真下がその授業風景)、エンジニアの養成などに力を入れ将来の産業としたい考えです。意見交換の中では、福岡市営地下鉄の車両基地との交流が考えられないか等の意見が出ました。

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また、福岡県と県医師会で行っている、経済連携協定(EPA)に基づく看護師候補の再受験支援について、制度の周知への協力要請が行われました。

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(写真上 ヴァレンズエラ市立大学図書館にて学生達と)

翌日はマニラから約160キロの道のりを経て訪れた、スービック経済特区にある山洋電気フィリピン会社では内堀代表取締役直々にご説明を頂きました。

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山洋電気フィリピンは2002年に資本金24億円で設立。約4000人の地元雇用をし、主力のファンモーターを中心に2017年度は196億円の売上を上げています。スービックは港・高速道路などのインフラが整備されており、労働力も豊富で質が高く、英語で会話可能。賃金の上昇も比較的穏やか(年間5%)。外部からの侵入に二重のチェックが行われるなどセキュリティーも高い。首都マニラから距離があるため、暴動や政変が起こっても影響が少ない、などがこのスービック地区への進出の決め手だったそうです。

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フィリピンは治安が心配なイメージがありますが、スービック地区は夜出歩いても全く問題無く、車の運転も自分自身でやっているとの事で日本人駐在員として仕事に専念するための環境が整っているという生の声を頂きました。一方で近隣には日本人学校は存在しないなど教育環境の問題で単身赴任にせざるを得なかったり、海に近い低地であるため大雨が降ると水害が発生し自宅が水没する従業員も多く、事業継続リスクなどの問題も存続するそうです。

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今後マネージャーを日本人から現地人にどうやって移行させていくかが大きな課題で、如何に現地スタッフのモチベーションを上げ継続して働き続けて貰うかなどに腐心されているとの事でした。

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マニラからスービックはバス移動で約2−3時間を予定しておりましたが、途中の高速道路でバスが故障。急遽代車を手配する事となりました(写真下 高速道路で立ち往生するバス)。そのせいで1時間半も遅刻してしまい、山洋電気の皆様には大変ご迷惑を掛けましたが、快く対応を頂き本当に有難うございました。

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今回の視察で学んだ事を、しっかり県政に活かしていきたいと思います。

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(写真上 ヴァレンズエラ州議会議場にて)
ちなみに写真で「Vサイン」が多いのはヴァレンズエラでは「V」は「Valenzuela」を意味しており、写真を撮るときは皆さんから「Vサイン」を要求されるのでした😁

【日本でたった3つ、みやま市の宝物】

#みやま市 の #筒井時正玩具花火製造所 さんは、日本でたった3つしかない日本製線香花火を作る会社の一つです。板橋さとし後援会の有志で、夏のイベントとして「 #線香花火作り体験 」を開催して頂きました。

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筒井さんは #線香花火 の素晴らしさを皆さんに知って頂くために、線香花火作り体験ができるワークスペースをこの度増設。

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線香花火作りとスイカ割りとかき氷を約100名の参加者の皆さんと楽しませて頂きました。

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子供達の歓声は自然と大人を元気にしますね。自分で作った線香花火、綺麗に燃えるかな??この夏のもう一つのお楽しみですね。

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酷暑の中ご参加頂いた皆さん、そして筒井さんはじめご協力頂いた皆様、本当に有難うございました!

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筒井時正玩具花火製造所のHPはコチラ↓
http://tsutsuitokimasa.jp/
みやま市の観光資源としても素晴らしいクオリティ、今後とも連携して地域振興に取り組んで行きたいと思います(^_^)b