【「走りとーなる筑後。」展開催中!】

【「走りとーなる筑後。」展開催中!】
11月8日(日)、福岡マラソンが開催されます。12000人がエントリーされており、応援も含め全国各地から沢山の方々が福岡の地を訪れていらっしゃることと思います。そんな中、天神のソラリアプラザ1階で「走りとーなる筑後。」展が7日ー8日の二日間開催されます。

私は平成26年2月議会の一般質問で「スポーツによる広域地域振興について」知事に質しました
http://itahashi.info/blog/20140311110007

その際スポーツを柱とした広域地域振興を筑後地域で行うことを表明頂き、その一環としてはじまったのが「走りとーなる筑後。」プロジェクトです。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/hashiritonaru.html

筑後地域の色々な自治体で開催されているマラソン・駅伝・ウォーキング大会を連携させ、ランナーの皆さんに筑後の様々な大会を認知してリピートして頂くことで地域振興を目指します。(詳しくは上記リンク先にパンフレットのPDFがあります)

マラソン愛好家の皆さん、是非「走りとーなる筑後。」をご活用頂き、筑後で行われている様々な大会を楽しんで頂ければと思います。

ロンドン視察レポートその2は明日以降に。。。

 

【イングランド・ロンドン視察 その1】

【イングランド・ロンドン視察 その1】
10月29日から11月4日迄小川知事と県議団有志にてイングランドを視察しました。
ロンドンで開催されていたラグビーワールドカップの次回試合会場開催地として世界中からご参集頂くラグビーファンの受入体制を実際に学び、またラグビーワールドカップ2019、東京オリンピック・パラリンピック2020のキャンプ地誘致や観光客誘致の為のプロモーションを主たる目的としております。
主要な視察内容について備忘録代わりに、2回にわたり書き留めます。

福岡プロモーション:
到着初日に行われた、メディア関係者・在英旅行代理店・英政府関係者向けに行われた「福岡プロモーション」には在英日本大使の林様、VisitJapan大使のMartin Barrow氏、そしてラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長の島津様など多くのご来賓にお越し頂き、賑やかに楽しく福岡の事をPRする機会を頂きました。
小川知事も英語とスライドを駆使して福岡のプレゼンテーション。01-DSC00751
見聞きするだけで無く、福岡の食を体験して頂こうと、県産日本酒を含めて設けられた飲食ブースも大人気。特に一風堂さんが提供された博多ラーメンは長蛇の列でした。最後に琴の生伴奏で舞う日本舞踊が披露され、大きな拍手のなか終了しました。
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トラファルガー広場ファンゾーン:
トラファルガー広場に開設された「ファンゾーン」。超大型の特設スクリーンで、決勝戦では約4万人を向かえてのパブリックビューイングが予定されているとの事。我々が訪問したのは昼間でしたが、子供がラグビー体験を出来るスペースがあったり、仲間とトライシーンを再現する写真撮影コーナーがあったり(これが意外に大人も盛りあがる)と試合が無くてもラグビーファンが気軽に立ち寄れるような交流スペースになっていました。日本も「Japan Pavilion」の宣伝ブースを開設し、時期開催国としてのPRに余念がありません。
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ジャパンパビリオン:
Japan Pavilionを訪問。当日はレセプションが開催されており、小川知事・高島福岡市長をはじめとする試合開催地の首長が勢組織委員会揃い。ラグビーフットボール協会、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の会長はじめ役員の皆様。それ以外にも森元首相、初代スポーツ庁長官鈴木大地氏、現在ロンドン在住の布袋寅泰氏など錚々たるメンバーが集いました。その後、小川知事と井上議長は英国オリンピック協会の「キャンプ地選定責任者」を訪問し福岡県のPRと福岡県におけるキャンプ実施の検討を依頼しております。
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ラグビーワールドカップ3位決定戦:
「南アフリカ VS アルゼンチン」で行われた3位決定戦をオリンピックスタジアムにて観戦。運営・セキュリティ体制を中心に会場内外を視察させて頂きました。もちろん試合も観戦。前評判ではアルゼンチンが優勢で、応援団もアルゼンチンの声が圧倒的に大きかったのですが、序盤より日本が下した南アフリカが攻め続け危なげなく勝利。
何より嬉しかったのは、会場内で販売されていた「3位決定戦試合ガイド」の巻頭に特集されていた「10 Magic moments from RWC2015」の中で、最も観客を魅了した瞬間として日本VS南アフリカの試合が一番最初に紹介されていた事です。あの試合の素晴らしさは日本だけで無く、世界のラグーファンも認めてくれているんだと本当に実感する事が出来ました。会場内でもボランティアや観客の方に日本から来たと言うと、皆さん「おお、あの日本か!」と随分喜んでくれました。ラグビーを通じて日本に対する親近感が増している事を感じます。この流れを2019に向けて加速させたいものです。
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【イングランド・ロンドン視察 その2】に続く http://itahashi.info/blog/20151108124157

【イングランド視察に行ってきます】

【イングランド視察に行ってきます】
本日より小川知事と県議団有志にてイングランドを視察します。現在ラグビーワールドカップ2015が開催されているイングランド。次回開催地は日本です。福岡県は試合会場を持ち、多くの地域がキャンプ地候補として名乗りを上げています。次なる受入側の目線で試合会場・ファンゾーン(世界中のラグビーファンが集い交流を深める場所)の運営やイベント、セキュリティ体制などを視察予定です。またラグビーW杯2019・東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致ブース等を設けた福岡プロモーションを行い、英国政府・メディア・在英旅行代理店などの関係者を招待し福岡の猛烈PRも行う予定です。
私自身一般質問などでスポーツによる広域地域振興やキャンプ地誘致を要請し、また現在スポーツ議連副会長を仰せつかっております。しっかり福岡の魅力をPRして、2019/2020に繋がる充実した視察にしたいと思います。
写真は結団式前に取材を受ける小川知事と井上議長。では行ってきます!

 

【果樹議連でみやま市のみかん産地を視察頂きました】

【果樹議連でみやま市のみかん産地を視察頂きました】
議員連盟、略して議連。有志の議員により特定目的の調査を行い県政に反映させようというグループです。その中に果樹産地選出議員有志で構成される福岡県果樹振興議員連盟(略して果樹議連)というのがあります。

昨日は果樹議連の皆様にみやま市を視察して頂きました。視察先は(1)今年度建て替えられたJAみなみ筑後山川総合集出荷施設、(2)伍位軒地区におけるみかん栽培の状況、(3)道の駅みやま、でした。

JAみなみちくご柑橘部会は部会員370名、生産面積370haの国内有数のみかん産地を形成しています。
生産者の意欲向上、産地活性化の為に、園地(いわゆるみかん畑)を3つに区分。それぞれ別集荷、別販売、別計算して差別化を図っています。生産者にしてみれば、園地を区分されるのは抵抗があったと思いますが柑橘部会長の強いリーダーシップにより園地区分のポリシーが浸透し、今では北原早生を中心とする山川みかんのブランド戦略の要諦となっています。

また伍位軒地区は以前ブログでも紹介しましたが
http://itahashi.info/blog/20150613113428
11月上旬に発表される平成27年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」で、みかんを中心とした村づくりが評価され選考に残っております。
低コスト園地整備や農道拡幅、鳥獣害防止対策などを直接視察していただき、美しいみかん畑を眺めながら山川みかんトップブランドである「北原早生黒箱」を議連メンバーにご賞味頂きました。

この視察を機会に、県議会の中でJAみなみ筑後柑橘部会の取組に理解が深まり一層のご支援を頂ければと思います。

 

【こども・子育て特別委員会で田川・みやこ町を視察しました】

【こども・子育て特別委員会で田川・みやこ町を視察しました】
先週は総務企画地域振興常任委員会の視察を報告させて頂きましたが、本日は所属している「こども・子育て支援調査特別委員会」の管内視察で田川・京都郡みやこ町を訪問しました。
以下、視察先と備忘録

(1)田川児童相談所
児童福祉法や児童虐待防止法に基づき相談援助活動を行う児童相談所は、平成21年度から児童虐待などの相談に迅速に対応するために6カ所体制で運営されています。
田川児童相談所が管轄する地域は旧産炭地域、生活状況(経済的)が不安定な世帯が多い、生活保護受給率が高いなどの特徴があります。平成26年度の相談件数は1665件とここ3年は減少傾向にあります。その内122件が虐待の相談との事。
児童虐待事案に適確に対応するために平成27年度から警察官を配置し、援助要請、対置入り検査、臨検・捜索などに関する所轄警察署との連携体制推進が図られています。
視察では実際に保護された児童の居室なども見せて頂きましたが、不安定な精神状態から壁が蹴破られていたり、壁紙が引きはがされていたり、乱暴な落書きがあり、その心中にある我々では計り知れない闇を目の当たりにしました。職員の皆様も24時間体制で対応が求められ、体力・メンタル面共に厳しい職場環境で頑張っておられます。
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(2)豊津寺子屋
平成16年に開設された、子育て支援事業「豊津寺子屋」は「子供の元気・熟年の元気・女性の元気」を目的に、「保育」と「教育」を統合した安心安全な「居場所作り」+「活動づくり」を中核機能としています。
放課後児童クラブ(学童保育)とアンビシャス広場と放課後子供教室を足して割ったようなイメージ。
ボランティアの有志指導者は55名いらっしゃいますが、タダでは絶対に長続きしないとの信念の下、3時間程度の指導に対し1500円の活動支援を行っています(この活動支援費はみやこ町からの補助金)。
また、「体力」「我慢強さ」「約束や決まりを守る」「思いやりや協力の心を持つ」「発表力、発言力」などの目指す子供像を設定。時には厳しい指導も行うそうで、そういった指導方針や必要経費(1日100円)に賛同された保護者が同意書を添えて申込みをするスタイルだそうです。
実際の指導現場を見学しましたが、最初に寺子屋の理念と宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の暗唱からはじまり、規律ある中にも伸び伸びと群れ遊びに興じる子供達の姿をみてこちらも元気になりました。
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(3)認定こども園「太陽の森」
太陽の森は県内では大変珍しい「保育所型認定こども園」です。平成26年に認定されました。
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最大の特徴は施設に併設して妊婦や就園前の乳児を抱えたお母様が集い育児に対するサポートを受けることができる「子育て支援センター(いわゆる、子育てひろば)」や小学生の放課後の居場所を確保する「放課後児童クラブ」を併設していること。またこの園のとなりには小学校があり、妊娠時期から小学校6年になるまで一貫して子育てサポートが受ける事が出来ます。まさに地域に密着した安心して子育てが出来る環境が構築されており、これから子供を持とうというご夫婦にとって凄い魅力に映るのではないでしょうか?
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また外観・内装ともに非常にお洒落!写真だけみたらちょっとしたCafeですよ。そして、見た目だけではなく、いたる所に子供が喜びそうな隠れ場所やハシゴがあり、遊び心が刺激される作りでした。また1階は仕切り扉を開放すると大きなホールに変身し、入園式・卒園式はそこで行われるそうです。
施設自体は国のこども園建設の補助金を含め、過疎債なども上手く活用しているとの事。運営的にも工夫が凝らされており、大変参考になりました。
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