福岡県が1日の新規陽性者数過去最多の1290人を記録。今までは8月19日の1253人。病床使用率のデータを比較してみる。
2022年1月16日
新規陽性者数 1290人
病床使用率 7.3%(115/1558床)
重症病床使用率 0.4%(1/204床)
2021年8月19日
新規陽性者数 1253人
病床使用率 60.1%(868/1444床)
重症病床使用率 14.8%(30/202床)
明らかに昨年8月のデルタ株が猛威を振るった時と今は、感染の傾向が違います。
ついでに言うと、1月13日14日15日と新規陽性者数の今週先週比は11.1倍→8.5倍→6.7倍と下がってきている。
これは感染拡大のスピードが衰えてきているということ。
陽性者数がこれだけ増えると濃厚接触者も増えるので、検査数も増えて、今後もしばらく陽性者は増えると思いますが、まだ福岡県の病床や重症病床には余裕があります。
余裕があるうちに、感染が減少する事が大切で、これは人の努力だけで無く、オミクロン株の特徴に依存する部分も多い。今のデータを見る限りは、変異と同時に弱毒化しているのは間違いなさそうです。
私の周囲もコロナを恐れている方増えてきていますが、話をよく聞くとコロナに感染すること自体より、濃厚接触などで自宅待機させられることに対する恐怖が強いです。
冷静にデータを読み解いて、感染拡大防止と社会経済活動を両立させましょう。