東日本大震災から9年が経ちました。犠牲者の方々にご冥福をお祈りするために、本日の福岡県議会冒頭では黙祷が行われます。
2011年は私が初めて県議会議員に当選した年です。それだけに特別な思いをこの日には感じます。あれからも毎年のように様々な天災が福岡県を含む日本国中を襲い、私は対策や復旧復興に議員の立場で携わる事になりましたが、いつも理想と現実の狭間で満点のない解答用紙に向かうような感覚で、不甲斐なさや申し訳なさが先に立つことばかりです。
それでも悲嘆に暮れ肩を落としさめざめと泣いていても状況は変わりません。
「one step ahead、一歩前へ」
を信条に災害や有事に立ち向かわねばと改めて心に誓います。
大きな困難に直面し、自分の無力さにくじけそうになる時いつも元気を貰っている、東日本大震災発生から一週間後に書かれた、サッカー解説者セルジオ越後さんのメッセージのリンクを張っておきます。
【セルジオ越後コラム】すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」
今、日本が、世界が、立ち向かっている新型コロナウイルス感染症は、震災とは勿論違いますが、見えない敵やそれに乗じて不安を煽る風説に恐れおののくのではなく、正しく知り正しく恐れ、出来ることをやれる人がやれる範囲で行うことが社会を支えていくのだと信じています。共に頑張りましょう。