【ソフトバンクホークス奇跡の鳥居がみやま市に!】

本日、ソフトバンクホークス必勝祈願の「奇跡の鳥居」がみやま市長田ふれあい館(長田鉱泉)に設置され、そのお披露目式典が開催されました。

この鳥居は、福岡市のボランティア団体「夢サークル」によって1999年9月にJR香椎駅前に設置され、その年に福岡ダイエーホークスが初リーグ優勝・初日本一を果たし、翌年もリーグ優勝を果たした事でファンの間から「奇跡の鳥居」と呼ばれるようになったものです。

老朽化や訪れるファンが減ったため、今年の4月西日本新聞紙上で引き取り手が募集され、みやま市の美鷹会(代表今村さん)が名乗りを上げたのでした。

===当時の新聞記事===
「奇跡の鳥居」あげます 「街おこしに活用を」
http://www.47news.jp/localnews/hukuoka/2017/04/post_20170404062255.html
ホークス「奇跡の鳥居」、みやま市へ 補修後にお披露目
http://www.47news.jp/localnews/hukuoka/2017/04/post_20170413062908.html

しかし、潮風に曝されて赤さびだらけで今にも壊れそうな鉄製の鳥居。修復は困難を極め、設置場所を含め全くのノープラン。私も最初に相談受けたときは「おいおい大丈夫??」と心配になったものでした。しかし、このお披露目に辿り着けたのは美鷹会の皆さんの並々ならぬ情熱と努力、そして私心なき卓越した行動力があったからこそだと感服します。

お披露目にはこの鳥居を譲って頂いた「夢サークル」代表の吉水さんもお越しになり、完璧な修復をされ美しいホークスカラーに塗り替えられた鳥居を目にして「新しく作った方が安上がりなのに、ここまでやってくれるとは」と感動されていました。

譲渡式からお披露目までをテレビ西日本の「百道浜ストア」がずっと取材をされていたそうで、明日9月6日の同番組内で放送予定だそうです。

新たなみやま市の名所誕生です。ソフトバンクホークスファンの皆さん、タマスタにお越しの皆さん、ちょっと足を伸ばして「奇跡の鳥居」にホークスの必勝を祈願しに来ませんか!

奇跡の鳥居の場所はコチラ↓
https://goo.gl/maps/fG8wgQdwjqk

(写真左:美鷹会今村会長、右:夢サークル吉水さん)

総務企画地域振興委員会視察報告(みやま、柳川、大牟田、筑後)

8月3日から4日にかけて、総務企画地域振興委員会の委員長として記念すべき第一回目の委員会管内視察に行って参りました。みやま、柳川、大牟田、筑後の地方創生に関する取組がテーマです。ちょっと時間が掛かりましたが、今回視察した4カ所について備忘録

1)リニューアルされた西鉄柳川駅を中心とする周辺地域の再開発
金子健次市長直々にご説明頂きました、ご多忙の中有り難うございました。現在年間130万人を迎える柳川市の観光振興の玄関口となる柳川駅のリニューアルについては、西鉄柳川駅周辺地区デザイン会議を立ち上げ、その下で「利活用市民ワークショップ」や「柳川らしいデザインを考える会」など住民レベルの意見交換を取り入れられたそうです。
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2)明治日本の産業革命遺産を構成する三池港の閘門
今年7月に世界遺産登録を受けた、三池港の閘門は干満差が日本一激しいと言われる有明海において港内の水位を一定に保つために1908年に竣工されました。100年前から動き続ける僅か40馬力のモーターで今も開閉されます。このモーターの音が、現在のものと機構が違う為に発する違い甲高いカラカラカラという音色が何とも言えない歴史を感じさせます。

また、閘門を渡るための橋は、日本唯一と言われる非常に珍しい引き込み式の人道橋。

しかしながら、この閘門施設は一般公開されておりません。このように「明治日本の産業革命遺産」は実際稼働中の施設が多く含まれ、その維持保存もさることながら、地域資源としての活用に関して課題も少なからず感じます。

3)ソフトバンクホークス新ファーム本拠地
2013年12月に筑後に誘致が決定し、来シーズンより移転するソフトバンクホークスファームの本拠地。3000人収容のメインスタジアム、天然芝のサブスタジアム、高さ23メートル縦横65mで日本最大となる屋内練習場、選手寮、クラブハウス。来年2-3月の引き渡しに向け、約200人の現場作業員の方が炎天下の中、工事を進められています。新ファーム本拠地では、ファーム運営自体も事業化出来るよう色々と検討されているそうで、飲食スペースなども整備し、年間10万人の来場を目指すそうです。
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地域の皆さんが大変期待しており、県や近隣市もしっかり協力する体制を作りたい旨お伝えしました。

4)みやま市 大規模HEMS情報基盤整備事業
西原親市長と「みやまスマートエネルギー株式会社」の磯部達社長からご説明を頂きました。
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みやま市では経済産業省の大規模HEMS情報基盤整備事業が自治体として唯一採択されております。市内約2000世帯でモニターを設置し、個々の電気使用を見える化し、様々な実証事業を行います。また同時に、電力の自由化を睨み「みやまスマートエネルギー株式会社」を立ち上げ、低圧電力の売買事業に自治体として初めて参入しております。こちらは将来的に「ふるさと納税」ならぬ「ふるさと買電」のような新たな自治体の魅力作り・活性化に繋がる可能性があり、多くの自治体から視察が舞い込んでいるそうです。
地元に住んでいると現状が当たり前になってしまい鈍感になるのですが、委員の皆さんの質問が一番活発だったのはみやま市の視察でちょっと嬉しくなりました。

ソフトバンクホークスx筑後七国始動!

ご存じの通り、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地が雁ノ巣から筑後船小屋へ2016年に移転してきます。先日、新本拠地球場の地鎮祭も執り行われたばかりです。この流れを地域振興にしっかりと取り込むには、筑後市はもちろんですが、筑後七国をはじめとする周辺自治体が一丸となってホークスのバックアップをする必要があります。

しかしながら、一方で本拠地となる筑後市以外の周辺自治体は今までホークスファームを活用した地域振興に関して協議する場がありませんでした。

そこで昨年2月議会において「ホークス、福岡県と周辺自治体の3者でホークスファームを活用した地域振興に関する話し合いの場」を作るよう要請していたところ、本日記念すべき第一回となる「福岡ソフトバンクホークス・ファーム地域活性化協議会」が開催されました。
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筑後市・みやま市・柳川市・八女市・大川市・大木町・広川町から構成される筑後七国の各首長が委員となり。福岡ソフトバンクホークスから高田取締役、安積執行役員、県議会から藏内自民党県議団会長、秋田章二県議、そして私がアドバイザーとして参加。

高田取締役からは冒頭挨拶にて「今年のキャンプは工藤新監督の下、松坂大輔の加入により昨年の3倍近いメディアが取材に殺到しており、ホークスの注目度は大変高まっている。ホークスファームは本拠地工事がまさにスタートしたばかりだが、この協議会を通じ地元と球団双方が Win-Winの関係になれるよう期待する」旨のお言葉を頂きました。

議事においても、今後の課題等について大変活発で前向きな意見交換が行われました。「来場者の交通対策」「自治体での気運の醸成と連携事業の推進」「ホークスファームを地域資源としたブランド化」「ファーム本拠地支援体制強化」は筑後七国の各市町村と県がしっかり連携して取り組む事が必須です。そういう意味では大変記念すべき大きな第一歩が刻まれたと考えます。

私も議員活動の大きなテーマである「スポーツによる広域地域振興」という観点から、しっかり今後とも支援して行く所存です。

ソフトバンクホークスファーム×県南

私は「スポーツを核とした広域地域振興」について昨年2月議会で質問させて頂きましたが、その中でも目玉と言える2016年に筑後広域公園横にオープンするソフトバンクホークスのファーム本拠地。
その地鎮祭が、ソフトバンクホークス王貞治会長をはじめとする関係者ご参集の中、本日執り行なわれました。
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マスコミの注目度も高かったです。テレビのニュースでも放映されていた王会長の刈初の儀、我々の席から見るとこんな感じでした
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会場には完成予想図も
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72000㎡の敷地に、3000名収容のメーンスタジアムとサブグラウンド。室内練習場と温水プール付きのクラブハウス、そして選手寮が併設。2016年が待ち遠しくてたまりません。
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さぁ、これからは近隣自治体がホークスファームをどう有効活用して地域活性化に繋げるか知恵比べです。そういう意味では地方創生と同じ構図。
私が一般質問で要望した、ファーム本拠地を地域活性化に繋げるためのホークスと県と近隣自治体の三者協議会も来月スタートする見込みです。
互いに切磋琢磨し、そして足りない部分を補いながら、県南をスポーツで盛り上げて欲しいと切望します。

ここから始る、ソフトバンクホークスファーム本拠地と県南の物語、皆様どうぞご注目下さい!

平成26年2月議会一般質問「スポーツによる広域地域振興について」

3月14日から福岡県議会 録画中継にて公式動画で質問と知事答弁が確認できます

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質問要旨「スポーツによる広域地域振興について」
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(質問当日は東日本大震災から丁度3年、議場にて1分間の黙祷後の登壇でした)
◯議長(松尾 統章君) 黙祷を終わります。御着席ください。
 日程に従い一般質問を行います。順次発言を許可いたします。板橋聡君。(拍手)
*板橋議員質問

◯十一番(板橋 聡君)登壇 私は、東日本大震災の一カ月後に初当選し、県政の場に送り出させていただきました。活力ある福岡県であることが日本全体の復興につながると信じ、ともに頑張りましょう。
 おはようございます。自民党県議団の板橋聡でございます。本日は、スポーツによる広域地域振興について質問させていただきます。
 ソチ・オリンピックで金メダル最有力との呼び声が高かった女子スキージャンプの高梨沙羅選手、彼女は北海道上川郡上川町出身です。人口わずか四千人にもかかわらず、この町には二十メートル級、四十メートル級のジャンプ台があり、長野オリンピックスキージャンプ金メダリストの原田雅彦さんはこの町の出身。そして高梨選手のお父さん、お兄さんもスキージャンプの選手でした。八歳のときから上川町でジャンプになれ親しみ、世界の頂点を目指した高梨選手を応援するため、町を挙げてのパブリックビューイングには三百人以上の老若男女が声援を送りました。残念ながら女子ジャンプ初代金メダリストにはなれませんでしたが、その翌日、上川ジャンプ少年団の選手たちはいつもどおり練習にいそしみ、テレビ取材で向けられたマイクに、沙羅ちゃんみたいになりたい、オリンピックに出たいと、屈託なく答えていました。スキージャンプとともに歩む上川町、スポーツは地域に活力を与える全員参加型の文化だと実感した次第です。
 今から十年ほど前、スポーツジャーナリストの二宮清純氏がこのような主張をされていました。元来スポーツは地域の文化だが、日本のスポーツは学校と企業を中心に運営されてきた。スポーツにおける大政奉還をして、もう一度スポーツを地域に取り戻すべきだと。文部科学省においても総合型地域スポーツクラブの設置が推進される中、二〇一一年にスポーツ基本法が制定され、スポーツが地域の一体感や活力を醸成し、地域社会の再生に寄与すると定義されました。
 そこで知事に質問です。福岡県におけるスポーツがもたらす地域活性化の効果について、知事はどのように認識しているか御所見を披露ください。
 スポーツは、選手、コーチ、またそれをサポートする人々がいて、競技、トレーニングを行う施設が存在し、かつ選手同士が集い、競い合う大会の開催が物語を生み出し、普及をしていきます。人、場所、物語が伝統を織りなす。これは地域に根づくお祭りの要素と似ており、スポーツもお祭り同様に地域特性があります。県下全域で画一的な施策を行ってもなかなかうまくいきません。
 そこで知事に質問です。京築地域の神楽のように、地域のお祭り的な伝統、文化のような捉え方で、スポーツと地域の結びつきを活用し、地域振興を目指すべきと考えますが、現在県においてスポーツを所管している教育庁、県民文化スポーツ課だけでは自治体との連携や地域振興の観点が足りないと感じます。スポーツの特性を生かし、広域地域振興を市町村と連携して取り組むべきと考えますが、知事のお考えはいかがでしょうか。
 筑後地域は八女市、みやま市の剣道、ソフトボール、大川市のサッカー、柳川市の相撲など、地域に根づいた伝統的に盛んな競技が多数存在しています。また、みやま市、筑後市にまたがり体育館、テニスコート、野球場、サッカーを同時に四面開催できる多目的グラウンド、完成を控えた公認五十メートルプールを擁する県営筑後広域公園があります。そして、そのエリアに福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地がやってきます。しかしながら、現在企画・地域振興部が推進する広域連携プロジェクトには、スポーツを柱とした事業がありません。
 そこで知事に質問です。全国的にも東京オリンピック開催に向けてスポーツの力に対する注目度が上がっている中、筑後地域は福岡県の県有施設である筑後広域公園が存在し、福岡ソフトバンクホークスファーム本拠地が移転してきて、公認五十メートルプールも完成します。まさに天の時、地の利が整いつつある筑後地域で、知事のリーダーシップにより人の和、地域の和をつくりませんか。ぜひ、広域連携プロジェクトの一環として、スポーツを柱とした広域地域振興を筑後の地で目指したらいかがでしょうか。知事の所見をお伺いいたします。
 先述のとおり、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地が筑後市にやってきます。筑後市のみならず近隣自治体でも、アベノミクスによる景気の活況や東京オリンピック誘致を上回るほどの明るい話題となっています。ソフトバンクホークスファーム本拠地は、筑後市を含む三十三自治体による誘致合戦となりましたが、筑後市は第一次選考を突破した段階で、ソフトバンクホークスファーム本拠地を筑後市に、というキャッチフレーズを改め、ソフトバンクホークスファーム本拠地を筑後に、としました。それに呼応し、矢部川流域の七自治体で構成されます筑後七国を初めとする県南の市町村が協同して、広域で誘致活動を行いました。昨年秋十月六日に行われた筑後広域公園での県南地域住民一同による感動的な一万人決起集会は記憶に新しいところです。
 そこで知事に質問です。移転先の選考において、このような広域の取り組みや筑後広域公園の存在が高く評価されたと聞いております。惜しくも誘致することができなかった三十二自治体の皆様にとっても、筑後、頑張ってるじゃないか、筑後に決まってよかったやんかと評価していただけるよう、地元ももちろん頑張りますが、県としても大いに関与して、筑後地域の振興を目指すべきと思いますが、知事の御所見を披露願います。
 また、そのためには県とソフトバンクホークスでよく話をし、その上で県と地元自治体とソフトバンクホークスの三者で話し合う場も必要と思いますが、いかがでしょうか。また、これは庁内横断の事業となります。県庁内でも所管部署があってしかるべきと思いますが、知事の考えをお聞かせください。
 さて、本県にはソフトバンクホークス以外にも、Jリーグのアビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州、bjリーグのライジング福岡、大相撲十一月場所などプロスポーツの拠点が存在しておりましたが、それらは福岡市を中心とした政令都市だけの存在でした。今回、筑後地域にとっては待望のプロスポーツ本拠地が進出することとなり、プロスポーツの拠点が県下各地に広がり始めました。Jリーグには百年構想があり、地域におけるサッカーを核としたスポーツ文化の確立を目指す中、ホームタウンと協力し、スポーツを地域活性化、経済活性化に寄与するべく活動しておられます。また、プロ野球においても、当時の横浜ベイスターズはファーム球団を一軍とは違う湘南シーレックスと命名し、ファーム本拠地において地域密着の球団運営をされていました。
 そこで知事に質問です。現在のソフトバンクホークスファーム本拠地である雁ノ巣では、地域活性化の観点でどのような事業があり、その効果、メリット、デメリットを含め、まず県として把握すべきではないでしょうか。その上で、プロ野球球団はソフトバンクホークス以外に十一あります。他のファーム本拠地やJリーグチームのホームタウンの行政がどのようにプロスポーツチームを地域活性化に活用しているか、筑後市を初めとする地元自治体をリードして先行事例を研究すべきと思いますが、いかがでしょうか。
 一方で心配な部分もあります。「財界九州」という雑誌の三月号の記事で、ソフトバンクホークスファーム本拠地誘致で沸く筑後の課題として、用地の問題とアクセス道路の問題が指摘してありました。民間と住民がこれだけ盛り上がっているのに行政が水を差すようなことがないよう足並みをそろえて対応することを強く要望し、知事に質問いたします。
 ファーム本拠地誘致による相乗効果で、地域外からの自家用車を利用した来訪者が増加することが予想されます。ふなれな地で渋滞のストレスを感じたり、ましてや事故などを起こすようなことがあってはなりません。スポーツによる広域地域振興を下支えするインフラ整備についてどのようにお考えか、知事の所見をお聞かせください。
 知事は年頭から、景気、雇用対策に全力を尽くすとおっしゃっておられます、そうですね知事。筑後地域にはまだまだアベノミクスの恩恵が感じられないと評価される方も多いようですが、景気は気からと言われます。アベノミクスはようわからんばってん、オガノミクスもよかやっかと言っていただけるような、地域に光を与え、地域住民が前向きに一歩踏み出したくなるような答弁を期待して、私の一般質問を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

◯議長(松尾 統章君) 小川知事。
*知事答弁

◯知事(小川 洋君)登壇 お答えを申し上げます。
 まず初めに、スポーツがもたらす地域活性化の効果についてでございます。スポーツは、体力の向上や心身の健康増進はもとより、人と人、また地域と地域との交流を促し、地域の一体感や、また活力を醸成するものであると、このように考えております。また、先日、北九州ではマラソンを行いましたが、そういった地域の特色のあるスポーツイベントというのは誘客効果がある、また観光資源としても活用できる、そういったことから地域活性化に寄与するものであるというふうに思っております。こうしたことから、今議会に御提案をさせていただいております福岡県スポーツ推進計画の中でも、スポーツの活力を生かした地域の魅力の創造というものを柱の一つに掲げさせていただいております。今後とも、それぞれの地域の特色を生かしたスポーツを振興することによりまして、地域の活性化を推進していきたいと考えています。
 スポーツと地域との結びつきを生かした地域振興についてお尋ねがございました。県内では、見渡しますと、世界最高峰の大会となりました飯塚市の国際車いすテニス大会、九州最大のボート競技大会でございます遠賀町の九州朝日レガッタ、高校ラグビーの国際大会でございます宗像市のサニックスワールドラグビーユース交流大会、それから真木和泉守にちなんだ久留米市の紫灘旗全国高校遠的弓道大会など、それぞれの地域におきまして、それぞれの自然環境や競技施設というものを活用したスポーツイベント、大会が実施されているところでございます。このような地域に根差したスポーツの活用というのは、地域住民のきずなを強める、また郷土愛を醸成していくことにもつながるものであると考えております。今後とも、市町村と連携いたしまして、スポーツを地域資源として活用した地域の振興に取り組んでまいります。
 筑後地域の振興についてでございます。スポーツイベントの誘致やスポーツを見る、それからする、そのための旅行と周辺地域の観光というものをあわせたスポーツツーリズムといった取り組みは、地域の振興を図る上で有効なものであると考えております。県では、筑後広域公園の多目的運動場、体育館、テニスコートなどに加えまして、現在プールの整備を進めているところでございます。議員御指摘のとおりであります。県立の久留米スポーツセンターの改築も行うこととしております。また、八女市ではグリーンフィールド八女におきまして天然芝サッカー場が整備されております。このように、筑後地域ではスポーツのための施設整備が進んできております。また、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地の移転先が筑後市に決定され、地元におきましては、先ほどお話がありましたように、スポーツを活用した地域振興に関して大きな期待が高まってきていると、このように承知しております。今後、筑後地域の市町村とも協議を行いまして、スポーツを活用した広域的な取り組みについて検討を進めていきたいと思っております。
 福岡ソフトバンクホークスファーム本拠地移転への対応でございます。ファーム本拠地の移転予定地は、九州新幹線、鹿児島本線の筑後船小屋駅、また九州自動車道の八女インターチェンジやみやま柳川インターチェンジ、有明海沿岸道路からも近く、九州一円からのお客様が期待できる絶好の場所にあると思っております。また、隣接する筑後広域公園には、先ほど申し上げました各種スポーツ施設のほか、昨年四月には芸術文化交流拠点といたしまして九州芸文館が開館をしたところでございます。今回のファーム本拠地の立地というのは、これらの施設とあわせて集客の相乗効果を生むものとして期待をしているところであります。今後、県としても関係部局しっかり連携いたしまして、地元を含め関係者の皆さんと一体となって知恵を出し合いながら、筑後地域でのスポーツツーリズムの推進などファーム本拠地を核とした広域的な地域振興に取り組んでまいります。
 ファーム移転に伴う協議の場でございますけれども、今回のファーム移転を地域の活性化につなげていくためには、県、地元自治体、ソフトバンクホークス、関係者の連携が不可欠でございます。今後、県、筑後市、みやま市など関係自治体やソフトバンクホークスとの間で協議の場を設けまして、しっかり地域振興につなげていきたいと考えております。
 県の担当部署でございますけれども、移転に伴う道路などの関連インフラの整備のみならず観光、スポーツの振興など全庁的にわたる業務となりますことから、県政の総合調整と広域地域振興とを担っております企画・地域振興部を担当といたしまして、その中で広域地域振興課を担当課とさせていただきます。
 次に、プロスポーツ活用方法の先進事例の研究についてお尋ねがございました。議員御指摘のとおりでございまして、地元市町あるいは関係者の皆さんと一緒になって、プロスポーツを活用してきたいろんな地域のいろんな先進事例も研究して、より効果的な私どもの取り組みが進められるよう努力していきます。
 次に、ソフトバンクホークスファームの新本拠地周辺の道路整備についてでございます。ファーム新本拠地が完成をし、試合やイベントが開催されるときには、多くのお客様が車を使って訪れ、周辺道路が混雑することが予想されます。このため、新たに発生する交通量が周辺の道路にどういう影響を与えるか把握する必要があると考えております。そのため、まず筑後市、みやま市などの関係自治体や球団から、球場や駐車場の規模等につきまして情報をいただきまして、それらの情報をもとにJR筑後船小屋駅周辺道路また九州自動車道、有明海沿岸道路から球場へのアクセス道路、それらを中心にいたしまして、道路や交差点の容量と想定される交通量というものを比較いたしまして、容量不足の箇所を抽出するなど周辺道路の整備についての課題点を整理していきます。

海外福岡県人会世界大会、ホークスファーム本拠地誘致

非常に強い台風24号が、8日午後から9日にかけて福岡に接近します。
暴風や豪雨に対しての備えをお願いします。

みやま市の消防長と今朝話したところ、昨日より準備を進め、今日は泊まり込みで警戒にあたるとの事です。柳川市では8日午前10時から市民会館公民館を避難所として提供しているとの緊急速報メールが届きました。
各自治体とも万全の体制で対応にあたっているようです。

残念な事に本日夜に開催予定だった「第八回海外福岡県人会世界大会参加者歓迎会(前夜祭)」も中止となりました。
1885年から福岡県からの海外移住が始まり、北米中南米に移住した人々は遠く離れた異国の地で助け合いながら生きていくために「海外福岡県人会」を設立しました。
現在は移住者やその2世3世4世で構成される海外福岡県人会は9カ国21箇所で活動を行っています。

その海外福岡県人会が一堂に会す「第八回海外福岡県人会世界大会」が12年ぶりに福岡県で10月9〜12日まで開催されます。
テーマは「ルーツは福岡、夢は世界へ」。一般の方も参加出来る、海外物産や料理、音楽、ダンスなどを楽しめる海外福岡県人会フェアも12〜13日に天神中央公園で開催されますので、ご興味有る方は是非お立ち寄り下さい!

今日は福岡ソフトバンクホークス ファーム本拠地誘致のプレゼンテーションが行われるそうですね。
私も先週日曜日に筑後広域公園で開催された「決起集会」に行ってきました。
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残る候補地は福岡市、北九州市、宮若市、そして筑後市の4つ。

筑後市を応援するために久留米市、大牟田市をはじめとする県南筑後の全市町村の行政・議会・商工会が集結し、約1万人のファンの皆様と一緒に「ホークスファーム本拠地を『筑後』に」と気勢を上げてまいりました(『筑後市』じゃなくて『筑後』なのがポイントです)。

今回の誘致合戦、残念ながら1次選考で落選した大牟田市、小郡市、うきは市も一緒になって「オール筑後」で応援して頂く、「1次選考落選の悔しさを倍返しだ!いや100倍返しだ!」の心意気、嬉しいじゃないですか。

当日は自民党県議団藏内勇夫会長が福岡ソフトバンクホークス王貞治会長に直接一万人集会の件をお伝えし、地元の盛り上がりをご理解頂いたそうです。

あとは人事を尽くして天命を待つ、良い結果が出ることを期待しています。