【国土交通省が行う自動運転サービス実証実験にみやま市が選定されました!】

超高齢化社会に突入する中、高齢者の交通事故問題やそれによる免許返納の動きなどがあります。一方、我が地元みやま市のような公共交通機関が発達していない地域、特に中山間地では高齢者が安全に移動手段をどう確保するかは大きな課題となっています。

そんな中、国土交通省がこの度、「中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービス実証実験」の公募型地域拠点として「主にビジネスモデルの検討に資する地域」8つを選定し、みやま市でも実験が行われることになりました。

国交省プレスリリース→http://www.mlit.go.jp/common/001195371.pdf

福岡県は北部九州自動車産業アジア先進拠点となるべくプロジェクトを立ち上げ、「自動車先端人材集積・交流拠点の形成」や「新たな自動車社会を提案しアジアに発信する拠点の形成」などを目指していますが、みやま市で実証実験が行われることで、自動運転サービスにおいても福岡県がアジア先進拠点となる一助となればと思います。

今後速やかに、車両準備・現地設営などが行われ年度内に実験を開始、年度末に中間取り纏めが行われる予定です。どうぞご注目下さい!

【九州オルレみやま・清水山コースでハイキング!】

今年2月に九州オルレ19番目のコースとして認定された「みやま・清水山コース」。まだまだ地元の方々でもこのコースの魅力をご存じない方も多いので、後援会の有志でハイキングをしようと健康的な企画を催して頂きました。
ボランティアガイドさん達にオルレや女山神護石に代表される地域の歴史のご説明を頂きながら、八楽会を出発し、女山展望台、黒岩溜池を回ってスタート地点に戻ってくる短めのコース設定で、木陰の中をハイキング気分でというつもりでしたが、猛暑には勝てず。最後はバテバテでしたけど、皆さんのご協力のお陰でなんとか乗り切ることが出来ました。
参加して頂いた75名の皆様(下は4歳から上は78歳!)新しい試みで至らない部分も多かったと思いますが、本当に有り難うございました!次回はこの経験を活かし、もっと多くの皆さんに楽しんで頂ける企画にしたいと思います。今回参加出来なかった皆さんも、次回は是非!
そしてボランティアガイドさん、スタッフの皆さん、お楽しみ企画に協賛頂いた皆さん、心から感謝致します!
ちなみに集合写真は出発前の元気な皆さんの姿です😅

【平成29年7月九州北部豪雨被害、朝倉市・東峰村視察】

7月21日、自民党福岡県連・自民党福岡県議団九州豪雨災害対策本部の有志38名にて被災地の調査に行って参りました。

5年前の平成24年の九州北部豪雨の降雨量は72時間で681mmでしたが、今回は僅か9時間で774mm。平成25年10月に東京都大島で観測された観測史上最大の12時間降雨量707mmをも上回っており、その爪痕は想像を遙かに上回るものでした。

しかしながら東峰村においては10日前に偶々災害訓練が行われており、犠牲者3名と重傷者2名以外の村民の皆さんは大した怪我もなく難を逃れることが出来たそうです。備えよ常にの精神で、災害訓練の重要性・有効性を改めて確認出来ました。

東峰村澁谷村長からは今回の災害は流木により被害が増大したが、砂防ダムが設置されているところでは流木が食い止められて大きな被害が出なかった事を指摘され、その観点から砂防ダムなどの整備や森林環境税を活用した森林再生の要望を承りました。

また朝倉市森田市長からは一級河川赤谷川や堤体が決壊した山の神溜池の被災状況をご説明頂き、中小企業援助や観光の風評被害対策についてのご要望を承りました。朝倉市の原鶴温泉では発災以降8000人の宿泊キャンセルがあったそうです。「朝倉は危険だから」といった風評被害と、「被災地に温泉旅行は不謹慎」という自粛ムードが理由と考えられています。災害が起こったときはどうしても自粛ムードが漂いますが、被災地の支援はボランティアや募金以外にも「食べて応援」「泊まって応援」もありだと私は考えます。原鶴温泉は安全です、夏休みの旅行をお考えの方は原鶴温泉は如何ですか?

それ以外にも、多くの田畑が土砂に埋まったり朝倉特産のネギ用のハウスが損壊したり、農作物被害も深刻でした。JA筑前あさくらの深町組合長からも早期復旧に向けて力強い意欲が表明されるとともに県からの支援を要請頂きました。

なお、発災直後から被災地より強力に要望されていた激甚災害の早期指定については本日指定が行われるとの事です。同行頂いた鬼木誠衆議院議員からは環境政務次官の経験を元に、今後の復旧で重要な流木や瓦礫など災害廃棄物の処理について最大限の支援を国に対して働きかける事をお話し頂きました。

今回の視察を今後の県政にしっかり反映させるべく、引き続き自民党福岡県連・県議団一丸となって努力して参ります。

麻生副総理へ緊急要請

麻生太郎副総理に自民党県議団・自民党福岡県連の九州豪雨災害対策本部から今回の豪雨災害について要望書を提出、意見交換をさせて頂きました。一日も早い復旧復興に県議会は県とともに全力を尽くしますが国の力強い支援が不可欠。激甚災害の早期指定、公共施設等の災害復旧事業の早期採択等に向けて国との連携もしっかり進めています。

【7月5日からの大雨被害と県の対応状況】

【7月5日からの大雨被害と県の対応状況】
7月5日から福岡県と大分県を中心に襲った大雨から1週間が経ちました。犠牲者の方に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災者の皆さんが1日も早く安心して生活が再建出来るよう心よりお見舞い申し上げます。
昨日、県議会では多くの常任委員会が開催され、私の所属する総務企画地域振興常任委員会では防災危機管理局より、今回の被害と県の対応状況について報告がありました。以下県内の状況につき掲載します

◎ 被害状況(7月12日12時現在)
人的被害54件(死者22名、重傷2名、行方不明1名、連絡が取れない者21名など)
家屋被害346件(全壊87件、半壊22件、一部損壊25件、床上浸水44件など)
道路被害206件、橋梁被害22件、河川被害82件、土砂災害147件(全て朝倉市については詳細確認中)
避難勧告:朝倉市466名、自主避難:東峰村122名など
朝倉市・東峰村両方孤立状況は解消済み

ライフラインの状況(以下7月11日時点)
停電:ピーク時5100戸、現状車両が進入できる地域は復旧済み
断水:2475戸で発生。ウチ復旧済み167戸

◎ 各機関の対応状況(7月10日現在)
県:
災害対策本部対応と災害対策現地情報連絡員として職員を派遣(37名)
避難所運営支援の為の職員派遣(45名)
健康管理支援・こころのケアの為の医師、保健師を派遣(51名)
教育委員会への業務支援・文化財保護の為職員派遣(3名)
市長会・町村会と連携・協力し県内町村職員派遣調整の上、朝倉市へ市町村職員を派遣(82名)など

県警:
約280名の機動隊とヘリを中心に朝倉市にて捜索活動中
パトカーによる被災地警戒活動を実施
「さくらサポート隊」による避難所などにおける防犯活動・相談受理活動を実施など

消防:
朝倉市・東峰村において県内応援指揮隊5名、県内応援活動隊131名、緊急消防援助隊指揮隊4名、緊急消防援助隊活動隊496名が県内外から派遣など

自衛隊:
偵察部隊により情報収集するとともに、人員2900名、車両440両、ヘリコプター等で活動
朝倉市において行方不明者捜索
人命救助、給水活動、給食支援、入浴支援を実施など

第七管区海上保安本部:
ヘリと巡視艇で筑後川河口から有明海に至る漂流者捜索など

上記以外に内閣府、九州地方整備局、気象庁、文部科学省、九州森林管理局、経済産業省、九州地方知事会、関西広域連合などからも応援を受け対応中です。

◎ 人的支援以外の主な支援(7月10日現在)
被災地への支援物資の提供:水18096本、ソフトパン・弁当・カップ麺などの食料、毛布、簡易トイレ、紙おむつ、段ボールパーティション、防災マット、扇風機、歯ブラシ、下着、などを提供済み

被災者の受入など:医療支援(DMAT派遣、避難所住民の健康調査)健康支援、要配慮者(人工呼吸器使用者や透析患者)の医療環境確保の確認、愛護動物に対する支援

住宅支援:被災者住宅支援窓口を設置(相談実績57件)、提供可能な県営住宅など499戸を準備

教育支援:被災児童の公立学校への受入など(転入学や授業料免除、教科書無償供与について柔軟に対応)、高等学校等奨学金の緊急祭用、被災学校への教職員派遣、スクールカウンセラー等による被災児童生徒の心のケア等。

金融支援:中小企業振興事務所、商工会・商工会議所はじめ関係各所に相談窓口設置、被災事業者からの融資相談に迅速適切な対応を要請。今回の災害を県制度融資緊急経済対策資金の「知事の指定する風水害」に指定、併せて既存の借入について返済条件緩和措置を実施。

災害義援金の受付:県庁1階ロビーと県内13カ所の保健福祉事務所に義捐金箱設置

国民健康保険・後期高齢者医療制度関連:保険料の減免・徴収の猶予、被保険者証が無い場合でも受診可能とするなどの対応を県内関係各所に通知

その他にも災害廃棄物処理に関わる支援、災害ボランティア情報の提供などに既に着手しております。

もちろん、これで全てに対応出来ている訳ではありませんが、引き続き県として公助すべき部分をしっかりと対応し、一日も早い被災地の復旧・復興の為に尽力するよう議会も一丸となって努力して参ります。

写真は7月10日に自民党県連役員が行った自民党本部への緊急要請の様子です。被災地選出の議員でもある栗原渉県議、そして総務会長の中尾正幸県議、本当に御苦労さまでした。

【豪雨災害から命を守るために】

本日7月1日読売新聞朝刊中面見開きで九州北部豪雨災害から5年を期に「豪雨災害から命を守るために」という福岡県の広報記事が載っています。
その中でみやま市消防団の三小田副団長が自主防災組織との連携などみやま市の取り組みを紹介してくれています。
九州北部豪雨の時、みやま市をはじめ被災した地域の消防団はまさに獅子奮迅の活躍をして頂きました。その教訓を活かして、県ではハード・ソフトの両面から災害対策が進んでいます。また、みやま市では自主防災組織と消防団の連携など一歩踏み込んだ取り組みも始まりました。
また記事では防災情報の提供や災害の予兆現象を解説してあったりします。お手元に読売新聞が有る方はご一読ください。

私のウェブサイトのデザインを一新しました。
http://itahashi.info/blog/
基本的にFacebookページの記事がウェブサイトの公式ブログに転送される設定ですが、写真をふんだんに使った視察レポートなどもやっています。
また議会や委員会での質疑応答の議事録を載せたりしています。自分自身の議会での活動を振り返り、次に繋げていくためにも重要なウェブサイトにしたいと思っています
Facebookページ同様ご愛顧頂ければ幸甚です。