【ゴールデンウィークの熊本地震ボランティア情報、それぞれの応援の仕方】

【ゴールデンウィークの熊本地震ボランティア情報、それぞれの応援の仕方】
明日からゴールデンウィークです。熊本地震直後の大型連休で、親戚知人のお見舞いを予定されている方はもちろんですが、この機会に被災地でのボランティア活動を検討されている方も多いと予想され、現地では深刻な交通渋滞が懸念されています。

現在ボランティアを募集している市町村においては募集定員を設定したり、募集地域を限定してありますので、下記熊本県のウェブサイトにて御確認の上、ご検討頂くよう宜しくお願いします。

大型連休(4月29日~5月8日)における一般ボランティア受入れについて/熊本県
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15577.html?type=top

災害ボランティア情報/熊本県社会福祉協議会
http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kinkyu/pub/default.asp?c_id=23

現地入りされるときは事前にボランティア活動保険のご加入や御自身の食住の確保をお忘れなく。

被災地ボランティア10カ条がとてもシンプルで参考になりましたので貼っておきます。

もちろんボランティアだけでなく、食べて応援、買って応援、出かけて応援も大事!自粛ムードではなく被災地以外の経済活動を停滞させないことがとても重要です。皆さんにとって充実したゴールデンウィークになりますように!

 

【福岡県の支援情報、みやま市消防団水防訓練】

【福岡県の支援情報、みやま市消防団水防訓練】
熊本地震の余震はなかなか収束が見えませんが、福岡県内では自主避難者がゼロとなりました。災害対策基本法第23条の規定に基づき4月16日に設置した災害対策本部を4月25日17時に廃止し、災害警戒準備室を設置し引き続き24時間体制で警戒に当たっています。

一方で県では、熊本をはじめとする被災地の支援として引き続き下記の項目を中心に行っております。

1 「平成28年熊本地震災害義援金」の募集
2 熊本県への支援物資の提供
3 被災者に対する一時避難・住宅支援
4 被災地区からの転入学
5 被災した生徒への支援
6 災害ボランティア

特に支援物資については4月25日から物資内容を現地の状況に応じて見直しておりますのでどうぞ御確認下さい。

熊本地震への支援情報
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/saigaitaisaku2016.html

熊本地震による被災者への支援物資の受付についてhttp://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kumamotozisin2016.html

大規模災害は息の長い支援が必要です。無理のない範囲で人それぞれ出来る事を、じっくりと行うような雰囲気作りも大切だと思います。

予期出来ぬ災害には「備えよ常に」の精神で日頃からの訓練が有効です。平成28年度みやま市消防団水防訓練が4月24日に開催されました。休日にも関わらず400名以上の団員が参加、これからの出水期に備えシート張工法・積み土嚢工法・改良積み土嚢工法の訓練を行いました。私も参加して土嚢作り、舫い結び、巻き結び、杭打ちの方法など再点検することが出来ました。

 

【福岡県が支援物資受付を開始しました!】

【福岡県が支援物資受付を開始しました!】
今日から平成28年熊本地震による被災者への支援物資を福岡県として受け付け、直接被災地へお届けします。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kumamotozisin2016.html
災害対応だけでも大変ですが、支援の為の問合せなどが現地に殺到するなど、被災地自治体の職員の方はパニック状態です。また、個別で支援物資を届けても、現地で仕分けなどをする体制が整っていませんし交通渋滞の原因にもなります。

福岡県では今回の震災対応の為に熊本県内の被災市町村に職員を派遣しており、そこから必要な物資・数量、必要としている避難所の情報を収集し、福岡県側にフィードバックして皆さんの支援物資を避難所に直接お届けします。

受け付ける物資は現在要請の高いものを先ずは書いてあります、今後現地の要望に応じて随時追加するそうです。私からも現地派遣している職員の方とよく情報収集を行い、被災者の方に効果的に届けられるようお願いをしておきました。

被災者への支援をお考えの方は是非ご利用下さい。

1.必要な物資
水(2Lペットボトル)、粉ミルク(アレルギー用含む)、紙おむつ(子供用・大人用)、生理用品、トイレットペーパー、ウエットティッシュ、毛布、タオル
*全て未使用・未開封、食品は賞味期限内のものに限らせて頂きます。

2.受付場所
福岡県庁1階ロビー、県内13カ所の保健福祉環境事務所(写真をクリックすると拡大します)

3.受付期間
平成28年4月19日13時から当分の間
受付時間 9時から17時(土日祝祭日を除く)
*受付の際、氏名、住所、御連絡先をご記入頂きます

一人でも多くの方の善意が被災者の手元に届くよう頑張ってます!

【自民党福岡県議団にて災害対策本部設置されました】

【自民党福岡県議団にて災害対策本部設置されました】
本日自由民主党福岡県議団熊本地震関連災害対策本部が立ち上がり、午前10時より第一回会合が開催されました。
原口剣生本部長を中心に井上忠敏議長、県議団役員、政審会役員及び関係部会長などが集まり、県執行部より被害状況や県の対応につき説明と質疑応答を行いました。また大きな落石により通行止めが起こっている八女の現状につき、地元の桐明県議から現状説明と要望がなされました。

現在福岡県では、県民の方の善意の支援物資を取りまとめて熊本へ送る体制を整えつつある旨説明がありました。現地の交通渋滞を考えると、支援物資はなるべく纏めて送るべきです。福岡市が先行して同様の事業を進めておりますが、福岡県も体制整い次第早急に告知するよう要請をしております。

また、熊本への支援の話がメインになりがちですが、今後大きな余震が起こり福岡県でも大量の避難者が発生し、物資不足等が起こる可能性もゼロではありません。福岡県として「余震に対する警戒態勢」と「熊本県への支援」の軸足をいつ頃切り替えるのか確認しましたが、県執行部からは台風と違い地震の場合は大変判断が難しく、今後も引き続き状況を見ながら熊本への支援体制も進めるとの答えでした。

災害対応を実行するのは執行部ですが、今回の対策本部設置を含め議会としても足並みを揃えて対応をして参ります。

 

【熊本で宿泊施設不足や大渋滞が発生中】

【熊本で宿泊施設不足や大渋滞が発生中】
知り合いの政府関連機関の方から久しぶりに電話があり、何事かと思ったら、熊本地震の復旧支援の為に熊本県庁に拠点を置くため人を派遣するとの事。

で、宿を探すと熊本市内はもちろん周辺地域にいたるまでホテルというホテルが報道関係者ら先に現地入りしている人々で満室状態。探しに探してやっとうちの近所の宿泊施設を発見。ネットなどで情報提供をしていない施設だったため「どんなところですか?」と問合せのお電話。

しかしここから熊本県庁って普段でも片道1時間半くらい掛かるんですが、高速道路は熊本に向かう一番近い菊水ICでは出口渋滞が発生していて使い物にならない。一般道も至る所で渋滞しており3時間以上かかるらしい。派遣された職員の皆さんが毎日往復するだけで疲れ果てないか心配です。

宿泊施設、渋滞

今、全国の善意が熊本に向かっていますが、このような潜在的な問題がある事もどうぞご理解頂ければと思います。

また福岡市が個人の支援物資受入を発表したそうです。是非そちらもご活用下さい。
http://news.ameba.jp/20160417-401/

 

【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】

【4/16 地震情報、土砂災害に備えましょう】
4月14日に続き、4月16日午前1時25分頃に大規模な地震が発生しました。
福岡県では災害本部をその直後に設置し、地震に関する各地の被害や避難の状況をお知らせしています。
こちらをクリックして頂くと最新版が確認出来ます↓
http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/emergency/detail/251

福岡県では16日7時現在、人的被害が10件となっておりますが、落下物による打撲、転倒による擦り傷・打撲などの軽傷とのこと。
八女市星野村で崖崩れが2カ所起こっており、442バイパスが上下線とも通行止めになっています。
それ以外の道路・橋梁・河川の被害は現時点ではありません。

一方でこれから九州地方は大雨が降ると言われており、土砂災害の可能性もあります。
福岡県では「土砂災害警戒区域等マップ」を公開しています。是非ご活用下さい↓
http://www.sabomap.jp/fukuoka/

避難勧告・避難指示が出たり自主避難を判断された場合はお近くの避難所をご利用下さい。
みやま市の避難場所は以下の通りです↓
http://www.city.miyama.lg.jp/info/prev.asp?fol_id=157

防災グッズや非常持ち出し品のリストはここが参考になるのでは↓
http://www.fdma.go.jp/html/life/sack.html
http://allabout.co.jp/gm/gc/2245/2/

備えあれば憂い無し。家族の皆さんと事前にシミュレーションするのは如何でしょうか?

 

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】

【平成28年熊本地震、福岡県の状況と対応】
昨晩の地震により被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

平成28年4月14日9時26分熊本県で震度7を観測した地震の名称が「平成28年熊本地震」と気象庁から発表されました。
隣県になる福岡県においても広範囲で震度4を記録、その後も余震が続いている状況ですが、県下の状況と対応を報告します。

◎ 平成28年熊本地震に関する情報 4月15日12時現在(最終報)
人的被害:軽傷3件(落下物や転倒物による打撲やかすり傷)
家屋被害、道路被害、橋梁被害、河川被害、土砂被害:なし

今回は震源である益城町周辺が甚大な被害を被っておりますが、福岡県は軽傷3人だけで、上記報告をもって被害状況については最終報となっています。一方で県の対応は下記の通り

◎ 平成28年熊本地震、福岡県から熊本県に対する支援状況(4月15日13時45分現在)
1.福岡県緊急消防援助隊
70隊232人(県内25消防本部)が派遣され、上益城郡益城町内で捜索活動中

2.福岡県DMAT(災害派遣医療チーム)
24病院26チーム120人が派遣され、入院患者の避難に関わる搬送支援・診療支援・避難所支援などを行っています

3.福岡県警広域緊急援助隊
機動隊・交通部隊・航空隊等から290名が派遣され、捜索・人命救助活動・交通規制・情報収集などを行っています

4.日本赤十字社福岡県支部
救護班1チーム6人が派遣され避難所支援を行っています

これらの業務を行う防災危機管理局は私が委員長を務める総務企画地域振興委員会が主管しており、私からも熊本県への適切かつ効果的な支援が迅速に行われるよう要請をしております。

また、早速日本赤十字社では平成28年熊本地震支援の義援金募集サイトが出来ております
http://www.jrc.or.jp/contribution/160415_004208.html
ボランティアの受入などは体制がまだ整っていないと思われます、熊本を応援する気持ちは今後復旧復興に一番必要な義援金で表すのは如何でしょうか?

写真は平成24年5月、熊本で行われた議会親善野球大会の一コマ。共に頑張ろう熊本!

 

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】

【平成28年3月予算特別委員会における質問と答弁について備忘録】
中国南京への出張などで報告が遅れましたが、2月定例議会が3月23日に閉会しました。
最大の議案である平成28年度当初予算は、平成27年度2月補正予算と一体となった14ヶ月予算として編成され、前年度比257億円増の1兆8,026億円で過去最大の規模となりました。

私は予算特別委員会委員として、知事保留質疑を入れて5つの質問をさせて頂きました。

本会議における一般質問と異なり、予算特別委員会は一問一答形式となり、執行部の方とのやり取りの中で問題点を浮かび上がらせ、答弁してもらうようなロジックが必要となります。個人的にはこの方がやりやすいし、住民の方も聴いていて分かり易いのではと想像しますが、その分準備は大変です(これは執行部の方も同じでしょうが)。

正式な議事録が上がるまで3-4ヶ月掛かりますので取り急ぎ質問要旨と答弁骨子を纏めておきたいと思います。

3月14日 福祉労働部「『子育て応援社会づくり』と『子育て応援宣言企業』について」
少子化対策の中でも特に「出会い・結婚応援事業」の重要性を常々議会において説いて参りましたが、その結果今回2月補正予算で企業・団体を巻き込んでの事業の強化が図られる事となりました。今回の予算の財源は国からの交付金ですが、万一それが無くなったとしても、県として取り組みを継続すべきと質しました。また市町村で独自に出会い応援事業を行っているところも増えているが、県との連携を密にし効果を上げるようにすべきと指摘。更に、平成15年から開始された「子育て応援企業宣言」は6000社を目前とするほどの登録数となっています。このネットワークやノウハウを活用し、子育てのみならず結婚や出会いを応援して頂くような仕掛けをする事を要請しました。福祉労働部からは、出会い・結婚応援事業は非常に効果の高い事業とした上で、財源を含め今後様々な工夫を凝らし実施し続ける事を表明。市町村の結婚応援事業に対する支援と連携を確認。子育て応援宣言企業登録制度と連携し、結婚応援の取り組みを推進することをお約束頂きました。

3月14日 農林水産部「園芸作物振興について」

自民党県議団として創設当初から深く関わってきた県単独の「高収益型園芸事業」について、TPP協定が本格的な交渉に入るなか生産者の意欲有る取り組みをフォローし更なる振興に繋げる事の重要性を指摘、また国庫事業も併せて産地の競争力強化を加速させるよう要請しました。また、みやま市の特産でもあるみかんの更なるブランド力向上の為に、極早生みかんの品種である「早味かん」への改植支援について国の方針との違いを踏まえた上で、県の今後の取り組みを披瀝してもらいました。福岡県は全国3位の花の生産県ですが、家庭消費量は全国41位と低迷しています。そこで県内の花の購買促進や消費拡大の為の事業について県の取組を質しました。

3月15日 商工部「観光マーケティング事業『福岡よかとこパスポート』について」

今年度新たにはじまる観光マーケティング事業「福岡よかとこパスポート」ですが、これは高知県や三重県、栃木県で既に同様の施策が行われています。福岡県が後追いしてこの事業を行う意義を問い、福岡県らしさが出る事業にするよう働きかけました。特に、県下の主要観光地だけがターゲットにならないよう、広く遍く参加出来るよう要請。また、この事業が観光客に対する効果だけで無く、加盟店舗側にとってもマーケティング効果の向上や収益増加に繋がるような情報提供を行うべきだと指摘しました。

3月16・18日 教育庁及び知事保留質疑「中学校の学力向上について」

福岡県は総合戦略において全国学力・学習状況調査の正答率を全国平均とすることを目標としています。しかしながら小学校6年生では改善の兆しが見えるも、中学校3年生になると全県的に全国平均から正答率が引き離される(つまり成績が悪くなる)傾向があります。特に南筑後では小学校6年生では全国平均の正答率との差が−0.3と健闘しているにもかかわらず、中学校3年生になると−16.2と大きく引き離されており、その傾向が顕著であることを明らかにしました。その上で、県下一律の指導方法では無く、地域にあった指導方法や中学校に特化した施策を要請。特に南筑後地区については上を伸ばすような取り組みを充実させる必要性などを訴えました。これについて教育庁は現状認識を共有し、中学校の抜本的な学力向上策について検討と速やかな実行を約束していただきました。また全国平均の正答率という大目標を達成するために、中目標や小目標といった目標のブレイクダウンをし、それらの実現を着実に積み上げるべきと指摘。平成29年度の目標設定から反映させるとのこととなりました。
更に本件については財源確保や「人口の都市部一極集中」などの問題にも関連するため知事に対して保留質疑を行い、県内中学生の学力問題について認識を共有した上で教育庁の新たな施策に対する必要な支援を確認いたしました。

頂いた答弁を元に、今後県政へしっかり反映がされるよう注視していく所存です。
正式な議事録が完成しましたらブログなどでご報告します。